これは本日のRheinische Post の一面です。分かりにくいですが、中央の画像は天気図で週末を雪で悪天候にしようとしている低気圧です。(紙面の撮影、その画像の使用はRP社から書式で了解を得ています)
暖冬により、ドイツの冬はとても暖かくなりました。昔はマイナス何度というか、マイナス十数度というのがよくありました。
トラックはディーゼルエンジンがほとんどで、ディーゼルの方が乗用車のガソリンよりも早く凍ってしまうからです。
そういう時は、日中の暖かくなるのを待ちます。凍ってしまうのはキャブレターの前の細い管の所なので、少し暖かくなれば溶けるからです。
そして天気予報を見て寒さが続くようなら、ディーゼルにガソリンを半分混ぜて凍らないようにしていました。
一番寒かった時はライン川の表面が凍り、その上を歩いて渡る人がいたそうです。
さて余談はさて置き、暖房を効率よくして部屋をより暖かくする方法があります。
それには扇風機を使います。
扇風機は普通、夏に使うもの。涼しいイメージがありますが、その役割は風を作ることです。
扇風機を上に向けて回します。勿論弱風で構いません。ドイツのアパートにはかなり天井が高いタイプがありますが、当然のことながら、高ければ高いほど有効な方法です。
一度ハシゴなどを使って部屋の上の方に行くとすぐに分かりますが、上の方に暖かい空気がたまっています。
日曜大工が多い私はしょっちゅう経験するのですが、ちょっと大袈裟に言えば上の方はまるで常夏で、作業をしているとすぐに暑くなってしまうほどなのです。
是非一度、お試し下さい。
川崎英一郎
貧乏な会社でアルバイトしていた時は、この方法でした!温かいよね。
扇風機は冬に大活躍。