数日前より、「虎ノ門ニュース」という地上波のTVではない報道番組をご紹介しています。
私自身その存在を知ってまだ一年もたちませんが、とても興味深い報道番組です。
この番組は普段、その道の専門家の解説付きのニュース番組なのですが、この一週間は特集として対談番組となっています。
今週の月曜日から木曜日までとても面白く、興味深くついつい1時間以上見てしまいましたが、昨日の金曜日は私が尊敬するひとりの武田邦彦教授が登場する最も面白いものでした。
今年がどうなるかということを、科学者の武田教授、経済ジャーナリストの須田さん、そして軍事評論家の合計3人が話し合うものでした。
武田邦彦教授というと、世の中のことを余り知らない私のような者から想像すると、言うことが過激すぎて、味方は多いものの、敵も多いのだろうと想像できます。
でも彼からは、かなり博識で論理的、かつ相当の勉強と実験を続けられている人であるということ以上に、今の日本、あるいは世界を何とか少しでも良くしていこうと考えて発言していることがひしひしと感じられます。
例えば今後の世の中の仕事。
AIというものがどんどん発達して、近い将来今の人間がしている仕事がほとんど奪われる結果になることはもう多くの人が聞いて知っていると思います。
その昔、石油関係や繊維関係の会社に勤めれば間違いないということでエリートがみなその業界の大手に就職しました。
ところが時代は変わり、それらの産業は恐竜となってしまい、その業界に就職した人たちは歳をとって大変なことになりました。
さて現在、AIの発達で、世の中で人間が必要とされる職業はガラッと変わってしまいます。
その辺をよく考えて自分の子供の就職先を考える相談を受けないと、子供が大きくなった時に大変なことになってしまいます。
そういう点も含めてこの番組はとても面白いものでした。
川崎英一郎
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