上の図はデュッセルドルフ市の小学校入学準備のための保護者向け資料です。
この図はドイツの教育思想の一つの側面を表しています。
どういう意味だかじっくり考えてみてください。
ドイツの教育の目指すところ、そしてそれを実際に実行する力には本当に驚かされます。
批判も賞賛も色々ですが、この図、そして説明には島国日本から来た私のようなものには大変な驚き、感動しました。
私たちは、世界は、この図で示されたExklusion, Separation, Integration, Inklusionの4つのどの思想を持っているでしょうか?
こちらも同じ資料の1つ前のページです。
・多様性の大切さ。
・違うのは正常なこと。
・すべての子供たちに見合った教育。
・一人一人個別の支援。
1人1人が違うことが大前提です。お題目だけなら誰でも言えるのですが、実際に子供の通う現地校ではこの理念が素晴らしく実践されているので、本当にその力強さに感動しました。学校や先生によって千差万別と聞いてはいますが、もともとの理念は上記リンク先の資料に書かれている通りで、それを一所懸命実践して下さっている校長先生以下、各先生方に改めて御礼申し上げたいと思います。
ニュースや色々な人の発言などに触れるにつけ、1枚目の図について考えさせられます。
ASOBO! 山片