憲法改正、護憲派と改憲派

尊敬する人の一人、ASOBO の山片さんが熱い想いで8月30日にデュッセルドルフのBlackBoxという映画館で上映される映画、「不思議なクニの憲法」とそれに続くトークセッションを宣伝しているので私も一生懸命応援しています。

世界で最も「ことなかれ主義」が強い民族日本人。いえ、これは決して批判やネガティブなことなどではなく、それがあるがゆえに世界一、世界平和を願うがゆえに大東亜戦争という同胞の大きな犠牲を払ってまでも人種差別をこの世からなくすことができたと思います。

その代わりにと言っては変ですが、戦後6年間GHQ(アメリカ) の支配下にあって国の憲法さえも当時のアメリカが作ることになりました。

水は低い方に流れるなどの自然の法則はいつまでたっても変わりありませんが、人間が作るものははかないものでしばしば変更が必要です。

例えば法律。簡単な例で言うとオートバイに乗るのに昔はヘルメットが不要でした。事故が少なかったからです。あるいはシートベルト。やはり昔は不要でした。そして今、ドローンという今までなかったものが登場して、慌てて法が整備されつつあります。

一国の憲法は法律ほどではないものの、やはり人間が作ったものなので不完全であり、時代と共に調整が必要です。ドイツなどは自分たちで作っておきながら、過去に40回以上も変更されています。

日本の憲法は当時のアメリカが作ってそのまま70年。現在に合い続けるわけがありません。例えば自衛隊の存在自体が既に憲法違反です。

今回の映画のことを知り、憲法のことは既に以前勉強していましたが、憲法を変えることに関しては不勉強なので少し勉強してみました。

その結果、憲法の改正には護憲派と改憲派というものが存在するそうです。戦勝国が作った憲法を70年以上も守り続けた方が良いという護憲派の主な主張は、第9条があるからこそ今の平和が保たれていると言うもののようです。

そこで早速インターネットで調べてみると、早速下記のような動画が見つかりました。とても興味深いものなので、是非一度ご覧ください。

護憲派の人たちには平和主義の人たちが多いようです。武器や軍隊を持つことが戦争につながるので反対であると言う理論のようです。

一見正しいように思えます。でもちょっと待ってください。夜寝る前に自分の家に鍵をかけるのはなぜでしょうか?

夜中の間に不審人物に家に入って欲しくないからです。もし何かあった時に良くて物取り、運が悪ければ命まで奪われてしまいます。

間に合えばですが、その時に頼れるのは誰でしょうか? 警察ではないでしょうか? 警察は何をしてくれるのでしょうか?

暴力で来る不審人物に対して暴力で対抗します。最初は話し合いをするかも知れませんが、理不尽な暴力に対しては暴力で対抗します。

最悪の場合は拳銃を発砲します。

先日北朝鮮がミサイルを発射しました。理不尽なことが起こるのは私たちの家の周りだけではなくて、国の周りでも起きます。

その時に警察の役割をしてくれる組織、つまり軍隊がいなくてどうするのでしょうか? 話し合いで解決できるのでしょうか? 話し合いで解決できるのであれば、北朝鮮に拉致されている日本人などは存在しないのではないでしょうか?

今現在も北朝鮮に拉致されている日本人のことを、平和主義者はどう考えているのでしょうか? まさか自分の身に起きていることではないので良いということはないと思います。

平和主義者はどうやら感情や表面だけで武器や軍隊に嫌悪感を抱いているようです。それはまるで動物がかわいそうなのでベジタリアンになるというような不思議なロジックです。

でももし本当にそれで済めば、北の方はロシアから、そして沖縄はじきに中国に占領されてしまわないでしょうか?

中には中国に占領されてしまうのも良しとしている日本人もいるようですが、本当にそれで構わないのでしょうか?

護憲派の人たちなど、GHQの洗脳にそのまま染まってしまっている人たちが多くいます。でもそういうひとたちこそ典型的な従順な日本人なのです。

そういう従順な人たちがいるからこそ日本は美しいのであり、日本ファン外国人のみならず私のような日本ファン日本人も存在します。

でも今は一度この辺りでこのことを良く考えてみたく思います。

川崎英一郎

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カテゴリー: ドイツの暮らし, 時事
憲法改正、護憲派と改憲派」への2件のコメント
  1. senryusato より:

    ASOBOさんの勉強ぶりにあっぱれです。私もそう思います。(映画は日本ではほとんど上映されていません)。憲法を変えたい箇所はただ一つ、第九条に関わる条文ですから、
    これを触るとなると大変です。18歳以上の成人の意見も政治判断になります。

    平和は大事ですが、アメリカの腰ぎんちゃくになって海外に自衛隊を派遣するような法律が
    できでしまい、そのあとで憲法を変えたいなどと、後出しじゃんけんのような
    政府もこまりものです。

    日本は今、政府が「放送法」などで自民党に不都合な意見を言う番組やキャスターを次々に
    首にしています。怖いのはやはり権力です。

    「平和ボケ」しないように努めたいものです。

  2. ASOBO! より:

    映画、憲法に興味を持っていただきありがとうございます。
    今まで憲法について知らなかった、という方にぜひ足を運んでもらえたらと思います。

    拝見しましたが、この動画は「やらせ」くさいですね。最初の方をちょっとだけ見ましたがやりとりがあまりにも・・・
    ぜひ憲法学者、法の専門家のコメントにあたってみてください。

    根本的な問題として、市民は権力に対してどういう態度を取るかということが非常に重要です。
    改憲、護憲の前にそもそも「憲法」とは何なのかを知っておかないといけません。

    まず、「権力を持つ者は放っておけば権力を乱用する」ということを嫌というほど味わった歴史があります。
    だから憲法によって権力者が権力を乱用しないように縛るのです。
    これが「立憲主義」という考え方です。

    市民が権力に対する監視の目を怠ると権力者に好き勝手を許すようになってしまいます。
    だから権力を厳しく監視し疑わなくてはいけません。これは現代では本来マスコミの役割に負うところが大きいのですが、まったく機能していないどころか逆に権力の手先になっているのではないかと思うことがしばしばあります。

    ですから、政府が憲法改正を唱えたら、どんな魂胆があるのかとまず気を引き締めて用心しなくてはいけません。
    ささいな言葉の書き換えが大きな禍根を残さないように一字一句疑ってかかる必要があります。
    一般人には難しいですから、これは憲法学者、法の専門家に負うところが大きくなります。

    護憲改憲と戦争のことを単純な図式で語るのは非常に乱暴で危険です。

    例えば重武装中立を主張する改憲派で有名な人物が自民党の改憲案には大反対、論外と切り捨てています。でも改憲派です。ただし別のやり方があるということです。

    改憲草案に非常に重要な人権上の問題点が数多くあること、現行憲法だけでなく、「立憲主義」が根底から覆されることなどを理由に挙げています。

    憲法学者でこの草案に反対する人は大勢いますが、支持、擁護するという人は一生懸命探しても見つけられません。

    他の党の改憲案には例えば環境権を加えるなどがあります。これは戦争とは何の関係もありません。市民の人権をさらに守るためのものです。

    ちなみに大日本帝国憲法は「憲法」という名前はついていますが「外見的立憲主義」と言って見た目は立憲主義だけれども君主制に近く、天皇大権といって天皇にすべての権限が集中していたそうです。

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