よりによって何でうちのような猫の額のような庭を選んだのでしょうか。
気がつくと、いつの間にか生い茂る雑草の中で鴨のお母さんが卵をあたためているのを息子が発見しました。
そんな所で卵を温められたら雑草刈りができない。
と言うのは実は逆で、雑草刈りをずっとさぼっているから庭が雑草だらけで鴨にとって隠れた巣として丁度いいようなのです。
うちの庭は数匹の猫の縄張りに入っているようで、時々猫がクロスするので心配でしたが、しばらくすると無事に7匹の雛がかえりました。
お父さんは餌取りで忙しいのか、まれにしか見ませんが、時々庭の中央に陣取って周りに睨みを利かせています。
そして陣取った場所はどういうわけか私たちに近くて猫の現れる場所からは遠い位置。
やはり猫のリスクが分かるのでしょうか?
猫よりは人間の方が危険が少ない?
ついつい珍しくて写真を撮ろうと思い、「そ~っ」 と近づくと当然のごとく逃げてゆきます。
でも雛たちはまだ飛べないので、歩いて逃げるしかありません。
お母さんに必死に(?)ついてゆく子どもたち。
でもそうこうしている間に六匹に減っている。
いつのまにか一匹いない!
まさか、猫に?
写真を撮られる逃げ方で気がついたのですが、母親は常に一番こちら(つまり敵)に対して近いポジションで、子どもたちはその後ろにいます。
さすがお母さん。
そう言えば、雨の日も、風の日も、来る日も、来る日も懲りなく毎日卵を温めている姿は本当に立派でした。
お母さん方、大変尊敬申し上げます。
川崎英一郎
雛がもう4羽に減ってしまっている…汗/涙。
かわいいですよね。こちらでもあちこちに鴨とその雛がよちよち歩くのが見えるのです。
ホテルの庭の池にも毎年(7階)来て、人々の目をやわらかーーーーくさせているとか。
元気で巣立ってね!!