現地校に通う子どもが3人います。14歳、11歳、そして10歳。補習校には通わずに、公文で日本語を勉強しています。
日本語のために家ではドイツ語を禁止していますが、いざ3人の日本語の実力を知ると空恐ろしいものがあります。
果たしてこのままでは3人の日本語は一体どうなってしまうのだろう…
知人の日本人夫婦のご子息の中には見事なバイリンガルで、日本語も素晴らしければ、ドイツ語の方では現役法大生という子どももいれば、日本語が怪しい子どももいます。
学校でドイツ語、家で日本語という環境なら、自動的にバイリンガルが出来上がるというのは幻想であると分かった以上、どう見ても日本人に見えて日本語が怪しいのでは今後3人が困るだろうと考えて、良いアイデア(?)を思いつきました。
漢検(漢字能力検定試験)です。1級から10級まで幅広くあるので、ゆっくりでも良いから一級ずつ昇級していけば3人の日本語能力にかなり貢献するはず。
さて、どうやってモチベーションを与えるか…
ニンジンで釣るか(合格の度にご褒美を用意するか)?
それも、級が上がるにつれてご褒美のグレードを上げるとか…
しかもご褒美は勉強に関係するものとか…
ボケると大人になってから覚えた言語(外国語)は消えてしまうということが分かった以上、もし将来子どもたちがしっかりとした日本語をできないと、親子の間にもかかわらずに会話が成り立たないなどという悲惨な状況になりかねません。
さて、「それでは漢検の受験申し込み!」と意気込むも、何とデュッセルドルフでは日本人学校または補習校に通っていないと受験できないとのこと。
でもその方法が1つありました。
受験者を10人集めれば、団体受験が受けられるのです。
ウチだけでももう3人。
あと7人…
受験ご希望の方がいらしたら是非ご連絡ください。
川崎英一郎
漢検に補習が必要とは?!難しいのですね。日本語もどんどん変わっていいるので
私もついていくのが大変です。
漢字で書いてはいけない、あるいは書くことがなくなったものがあります。
子供 → 子ども(どもはひらがな使い)
女将、お上 → おかみさん(口語体が主流)
ひらがな使いが主になってきているのはやはりパソコン主体のせいでしょうか。