私はよく、妻のことをメールで明記する時に、カミさん(神様)と書きます。
勿論半分はダジャレということもありますが、残りの半分は本気です。
臓器を移植したり、遺伝子操作を行ったり、ドリーを誕生させたりなど,医学がどんなに進歩しても、人間は無からは生物を誕生させることができません。
母親は、自分の身体の中に別の生き物(自分の子供ですが…)を宿すことができます。
それも9ヶ月間もの長い間です。
逆立ちしても男には絶対に出来ない芸当です。
男にとってみれば、それはまるで神業です。
しかも母親になった途端に私利私欲を捨てて無償の愛で育児を行います。
子を持たなくても夫の世話をします。
1日の始まりである朝などは、それを垣間見ることができる一番分かりやすい時間帯。
誰よりも早く起きて食事の準備を始めます。
しばらくすると子供を起こし、各家庭によっては夫も起こします。
すぐに起きてくれれば問題はありませんが、子どもの場合はそうはいきません。
眠い時は、学校に遅れるかもしれないことなどは御構い無し。
2度、3度と、起きるまで起こさなければなりません。
しかも食事を作りながら…
それも朝食だけではなくて昼のお弁当まで。
食事は生き物にとって欠かすことが出来ないもの。
それが無いと死んでしまいます。
家族全員のそんな大事なことを無償の愛で奉仕します。
これが神ではなくて何者でしょうか?
それだけのことをするのですから、やはり最低でも半分くらいは神様だと思うのです。
「母は強し」な訳です…
女将さんはオカミさん。やはりカミさんとは違いますよね。カミさんという言い方は
奇妙だし変だと思うし普通の日本人男性は気恥ずかしくて書かないと思うけど
そう書ける人は立派だと思います。
卑弥呼の時代から女は魔性で、不思議で神的で霊的な存在でした。今も変わらない。
卑弥呼の時代は結婚は、混婚。誰の子どもを宿していたのかわからなかった。エロティック。
それでもみんなで育てた。今の日本の貧困の連鎖の子供たちから見ると
ものすごく優雅に思える。
母(妻)といっても一人の人。多幸感、やりがいを感じるのは、周りが母親を幸せにしているから。パートナーの愛なくして偉業(神業)はならず。息子が「アプリル!アプリル!」と言っているのが聞こえますが、今日のジョークではないですよね。