今日はドイツの統一された部品システムでちょっと感動してしまいました。
トイレの水洗タンクが壊れたらしく、水がたまりません。排泄物を流せず水がたまらず、「これはたまらん!」 どころではありません。
どうやらどこか水周りの部品が詰まっていて、水の出が悪くなっているようです。
よく見てみると、その部分がネジ巻き式で簡単に外れそうなので取り外してみました。
カルキが少したまっているようなので、「10分もお酢に浸けておけば直るかも?」と早速やってみました。
(お酢でピッカピカになるキッチンはこちら)
その結果、その後の一発目の給水はうまくいくのですが、2回目からはやはり駄目。
その部品を長い間よ〜く見てみると、写真中央部のゴムのパッキンが劣化で僅かに切れているのに気が付きました。
古いトイレだし、こんなちっちゃな部品の代わりを売っているわけないな~、と思いながらも、Bauhaus(ホームセンター)に行ってみました。
水周り関係の製品を扱っている売り場の店員さんに、「こんな部品ないですよね~?」 と聞きました。
そうしたら、待っていたかとばかりに、「そんな部品ひとつが壊れて貯水タンクを交換しなくても大丈夫!勿論ありますよ」 と言われました。
そうなんです、何とあるのです。こんな古いちっちゃなゴムのパッキンが。
価格は1,99ユーロですが、材料費は10セント以下だろうからぼったくりもいいところ!
とは思いつつも、貯水タンク丸々の交換を免れて、わずか1,99 で直るのだからと、そしてこんな古いちっちゃなゴムのパッキンを用意してくれてあることにむしろ感謝です。
貯水タンクを交換すれば、その代金は少なくともうん十ユーロ、交換作業代がやはりうん十ユーロ、合計三桁の下の方にはなるでしょう。
それがわずか1,99ユーロで直ってしまいました。今回の部品の劣化、かなり調べてみて発見したもの。
もし業者さんが若手で経験に乏しく、劣化のある部品を見つけられなければ、トイレ(貯水機)自体もかなり古いので、タンク丸々交換となっていたのでしょうか?
germanydebusiness
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1.99ユーロで直す!!!素晴らしい。さすがエコ社会ドイツ。日本はどうかな~。
日本は基本使い捨て社会だからないかも知れない。
トイレまで中国人に爆買いされるので、いまやトイレの蓋すらなかなか
買えなくなっている日本。
ものづくりは「すごい」のだから、いつまでも使えるもの作って欲しいです、Japan!