ランナー必見?つま先着地(フォアフット)、ベタ足着地(ミッドフット)、そしてもろかかと着地 その2

進化について考えることが、健康にとってとても大切なことだと思って書いている進化健康論の拙サイトでいろいろとナマ(イキ)を書いています。(最近また少しアップしています… 特に入り口…笑)

人間にとって歩くことは一番大切な動きですが、私たちの先祖たちは餌を追いかけて、あるいは猛獣に追いかけられて結構走り回ってもいたと思います。

でも現代人の走りと当時のそれはちょっと違うのではないかと思うのです。くつが発明(?)されて広く普及しているからです。

靴の歴史はわずか数百年。靴のもどきまで入れても数千年。もし気の利いた靴だけに制限すれば、まだわずかほんのこの数十年。

その前の数百万年間、我々の先祖は裸足で歩き、走っていました。それらを比べると、数百万分のわずか数百~千。

地球が生まれて30億年か、40億年、生物が誕生して3億年だか4億年。そして人間がチンパンジーと別れを告げてから数百万年。

ということは、靴の発達も、人間を歩かせなくなってしまって弊害の出ている自動車などの文明の利器と同じように弊害が出ているのでは?

それが今回の、「かかと着地は常識?迷信?膝を痛めた人に吉報。つま先着地」に続く第2弾です。

ほとんど風邪を引かず、四十肩、五十肩知らずの超(?)健康オヤジの私には実は弱所がいくつかあります。

ヘルメットをかぶっているとはいえ、オートバイの転倒で何度も頭を強く打って(*1)悪くなってしまった「おつむ(おむつではありません)」 の他にも左の膝がそれです。

悪いおつむの方、そう言えばよく、「あなたと煙は高いところが好き…」 とか、「あなたとはさみは使いよう…」 と人から言われます。

私の膝は、弱者の強み、超敏感なのです。サッカーの事故で左足の膝の左右の半月板を損傷して手術を受け、弱者の強みとして敏感になりました。

それから5年間ほど走れなくなった(と勘違いした)のです。走り始めて5分もすると、ジ~ンと膝が重くなってくるので、もう2度と走れなくなってしまったと思ったのですが、それは大きな間違いでした。

運動(というか、身体を動かすこと)は健康にとっては切っても切れないものなので、その後は水泳に切り替えました。

そして数年後…

走ると頭の指令に足がついてゆけないことに気がつき、しまいには座りくらみ、つまり座ったままのたちくらみ(めまい)まで起きてしまい、何か変だと気がつきました。

(身体が出すそういうサインに気づかないと、いえ、気づいても放っておくと、とてもまずいことになります。)

足腰がこれだけ(進化で) 発達した人間には、地に足を付けて歩く、走る、という動きが必要不可欠です。

そこでウォーキングから始めて、1~2年の長い時間をかけてゆっくりとジョギングを再開してみると…

人間やればできるではないですか!

再び走れるようになってしまいました。膝のじ〜んとした重みは相変わらずありますが、周りの筋肉が発達して助けてくれるみたいです。

人間の身体って、とても不思議なのです。臓器も半分切り取っても大丈夫ですし、脳に限っては、あの天才アインシュタインでさえ、僅かその数パーセントしか使っていなかったということを証明するような事実が… 詳しくは、脳の不思議にて

手術自体(今では後悔…)がそうでしたが、(西洋)医学的にもできることはやってもらってみようと、自分の血を取り出して、遠心力で分離して、特別な部分だけを冷凍して6回にわたり膝に注射するという治療方法も受けてみました。

Bild9半月板には血が通っていないので修復不可能のはず…、「ホントに効くの?」 と疑いつつも… 溺れる者藁をもつかむ気分で…

アフリカの原住民やメキシコのタラウマラ族などの間では、膝の故障などないそうです。現代人の膝の弱さも、靴の弊害がもたらしているのでは?(詳しくはその1をご覧下さい)

裸足で、プールなどの床がタイルの上をもろにかかと着地で歩くとすぐに分かりますが、そのショックはかなりあります。

ところが、硬くてもある程度のショックが吸収される靴(のかかと)だと大丈夫(のように思えるよう)です。

その時、その時には気が付かない程度の弱い衝撃も、毎日、毎日、何十年も続けていれば…汗。

それが先進国で年をとると膝が悪くなる人が多く出て、アフリカやメキシコでは出ない理由だとしたら…恐。

靴のヒールを、「コツ、コツ、」 と鳴らせて、もろにかかと着地で歩いているのは、膝(足) が、「骨、骨、」 と悲鳴を上げているように思えてきました。

弱者の強み。強者の弱み、弱者は、健常者が気がつかないことに気が付きます。私の左の膝もそれです。単に歩くだけでも、靴によって膝への負担がすぐに分かります。

Bild2一時流行した底が分厚くて丸くカーブしている靴。あれもウソです。メーカーさん、暴露してしまってご免なさい。でもか弱い子羊たち(消費者) を騙すのはやめましょう!

弱い膝が証明してくれました。一番良いのはやはり素足。なぜでしょうか?

それは、足が一番動きやすいからです。本来の足の機能が一番作動しやすいのです。

前回のその1で、子どもたちにクリエイティブな遊びを通じて創造性や健康、本来子どもに求められているものを提供しているASOBOの代表者が、大変いいことに気がついてくれました。

そうなんです。人間以外の四足動物は、かかとが退化して後ろ(上) の方に行ってしまっています。あるいは逆に、人間のかかとが進化して下がってきたというべきでしょうか…

馬などは、強く早く走れるということで、指がたったのひとつ、ひずめになってしまいました。かっては4本あったそうです。

サルは樹上生活なので、手で木に捕まって、さらに足で何かを持てるように、足を動かして物をつかめます。

そういう意味では足でものをつかめる(つねれる)人は進化の遅れた人たちだそうです(← 私もそのひとり)

ついでに言うと、耳を動かせる人はやはり進化の遅れた人たちだそうです(← 私もそのひとり。私はかなり進化が遅れている…)

大昔は、敵および餌の動向を知るために耳を動かしていたそうですが、それが退化して動かなくなったそうです。

今でも常にびくびくして生きている動物は耳がよく動きます。

ところで進化といえば、熊や犬、猫など、後ろ足だけで歩き始めている動物がいますが、それは彼らが歩き始める進化の始まりだと考えられるそうです。

つまり数万年後、数十万年後とかには、歩くのは人間だけではなくなっているかもしれません。

アニメなどにあるように、動物も2本足で歩いたり、あるいは喋ったりもあり得るわけです。

人間の足の小指の関節は、2つある人と3つあるひとがいるそうで、日本人には2つの人が多いそうです。これも退化の途中だそうです。Chumoku 4

右の写真は、見る度に、「おい、お前の足の小指はこれで本当に大丈夫か?」と余計な心配をしてしまうほどお粗末な、下の愚息の足の小指です。

左の写真は、それに比べて手の指に少し近い(?) 小指の広がりを見せる私の足です。広がっているだけで、小指自体の形状は似たようなものだ… という意見もあります…笑。

1000 x ca. 400 Machikon D足の指を広げられたり、つかんだり、つねったりできるのは、進化が遅れている証拠であると言えますが…汗。

そういう意味では、人間の足(つま先からかかとまで)の構造が、アーチを描いていて、本来はバネのようにクッションの役割をしているのが、靴によって少しづつ退化していると考えられないでしょうか?

アーチ状をした足の先の方、あるいは真ん中が僅かでも先に着地すれば、柔道の受身のように、かかとが受けるショックはかなり低くなります(*2)。

靴を履けば、足は固定されてしまい、本来の機能を失います。何万年後、何十万年後かには、14ある足の骨が僅か数本に退化(進化?)してしまう可能性が高いわけです。

基礎医学を勉強すると(← 要注意⇒、自然療法士の学校に通っている自画自賛…笑)、足(つま先からかかとまで)の構造がそうなっていることを教わります。

人間の場合、重い頭を持ちながら(それでも体重の僅か2%で、成人で20%、子どもだと50%ものエネルギーを消費しています)、それを持ち上げて足腰が強く大きく進化しました。だからこそ歩く、走るが人間にとって一番良い運動なのです。

やはり人間(の足)には素足での移動が一番良いようです。ドイツの小児科でも、子どもに家ではなるべく裸足で歩くことを勧めています。偏平足を防ぐためだそうです。

現代人の足の裏は弱くなってしまっているので、外を素足で移動するのは難しく、何かしらのソールが必要ですが、例えば日本で大工さんが履く足袋などが最高なのではないでしょうか?

少なくとも私の実験ではそういう結論に達しました。弱者の強み、敏感な膝が教えてくれました。

日本のランナーの一部では、ワラーチという履物が静かなブーム(まではなっていない?)のようですが、こちらの木村東吉さんという人のサイト(http://www.greatoutdoors.jp/greatlife/post-3.html)を一度ご覧下さい。

特にランナーにとっては、もの凄く良いことが書いてあるのでこのサイトの一読を一押しします。三つ出ている動画も是非ご覧下さい。もろかかと着地で足を故障してしまった奥さんのことも出ています。

そこで木村東吉さんが書いていること、 「… こういうモノを読み、鵜呑みにするほど純真な性格を生憎、持ちあわせていないので、自分でそれを検証するまで納得ができない…」 こそが、今の世の中で最も求められているものではないでしょうか。

売り上げ、利益至上のメーカー、産業にしてやられず(騙されずに)本当に必要なものを得るためには。

情報も同じです。メディアも売り上げ、利益があってはじめて存在できます。

そんな存在に騙されたくありません。

つまり、情報は参考にはしても、鵜呑みにはしない。参考になる情報を見つけた時は、自分できちんと深掘りして調べる、あるいは実験、検証してみる。そうしてこそはじめて情報も活きることになります。

人間最後に頼れるのは自分だけです。なぜなら、ものごとには正解は一つだけではないからです。

多くの人にとっては良いことも、マイノリティーな人には、それがたまたま合わないということもあります。最後には自分だけが頼り、自分で選ぶしかありません。

私はちょっと実験の度が過ぎてしまい、つま先着地を意識し過ぎてふくらはぎがパンパンに張ってしまいました。

その後、ソフトボールの1塁で受けようとした暴投球をキャッチするのにジャンプをした勢いで肉離れを起こしました…

肉離れの時って、本当に「プチッ」 と音が出ることを自らの身体で知りました…汗。

意識してつま先着地やミッドフット着地をするよりも、もろにかかと着地をしないように気にすれば、それで十分だと思います。

それにしても犬や猫のふくらはぎはどうしてあんなに細くて強いのでしょうか…

 

*1  記録に残るだけでも13回ほど。オートバイレースでは、車検でヘルメットも検査され、転んだ傷跡のあるヘルメットは弱くなってしまうので2度とレースでは使えないのです。それでも練習では使ってしまうので、実際の転倒は数十回…涙。

*2 柔道で投げられて受身を取る時、身体が畳に着地する直前に、まずは手で畳をたたくのですが、それがかなりのショックを吸収してくれて、身体が受けるダメージを吸収してくれます。

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ドイツ自然療法士国家試験受験準備校に通う、健康オタクなおっさん

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カテゴリー: スポーツ, ドイツの暮らし, Ek, 健康, 医療と健康
ランナー必見?つま先着地(フォアフット)、ベタ足着地(ミッドフット)、そしてもろかかと着地 その2」への4件のコメント
  1. kenkoyongensoku より:

    只今勉強中です(笑)! 書き忘れたこともあるので、その3 でまとめます!

  2. senryusato より:

    プロネーションってなんですか?

  3. EK より:

    異論大歓迎です、ありがとうございます!

    でもせっかくでしたら、読まれる方や書く方のためにも、もう少し詳しくお願いできればと思います…

  4. ジュンスカ より:

    つま先着地をすると、足首の関節が大きなクッションになります。ところが踵からの着地だと、その大事なクッションが全く活かされません

    これはまちがいですよ。踵からでもクッションははたらきます。プロネーションがそれです。

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