出張者必読! ガイドブックの書かない旅行ガイド: ハンブルク編

人口180万人を誇る、ドイツ第2の都市ハンブルク。世界有数の港町です(ドイツ1位、欧州2位)。運河の街でもあります。ミュージカルを見に行かれる方も少なくないかもしれません。何でも、ニューヨークとロンドンに次いで、世界3位のミュージカルの観客動員数を誇るのだとか。ビートルズの始まりもここなら、ドイツで最初に公立のオペラ座が開かれたのもここ。

古くからの港湾都市として、文化の先端でもあったのでしょう。今なお、ブランド街である Neuer Wall にはインテリアのブティックも軒を並べ、運河の間に建つアーケードには個性豊かな店が目立ちます。マスコミでは、SPIEGEL 誌や ZEIT 紙の本拠もハンブルク。

そんな魅力あるハンブルクですが、物価が高いのが悩みの種。ケバブは 4.2-4.3 EUR が標準(フランクフルトは 4.0 EUR、ベルリンは 2.5-2.8 EUR)。住宅価格もフランクフルトの高級住宅街並みの価格レベルが、色々なエリアで見られる感じです(後述)。安いのは電車賃ぐらいでしょうか(朝9時からの一日券が 6.0 EUR。きっと大都市のスケールメリットですね)。

          

1)全体構造

エルベ川の北側、アルスター(Alster)湖の周りに街が広がる形です。アルスターの南端が繁華街(下記)。アルスターの周りは地下鉄 U3 が一周 40分ぐらいで周回しています。地上に出ることも多いので、街の様子を見るには便利です。また、ハンブルクは駅と駅の間隔も短く、坂もないので、歩いて回るのも容易です。私は夏には日帰り出張しかしたことがないのですが、自転車を走らせるのも気持ちよいだろうと思います。

       

2)繁華街(中心地・Neustadt / Altstadt)

アルスターの南岸は、Jungfernstieg という地名(地下鉄 U1, U2, U4, S1, S3)になっており、ここが街の中心と言えます(地域で言うと Neustadt・新市街)。Jungfernstieg に直角に伸びる運河に沿って通りが何本か走ります。上述のブランド街 Neuer Wall もその一つ。通りと通りの間にいくつか設けられたアーケードを見て回るのも面白いかもしれません。Neuer Wall と平行して、東側を走るのが Alter Wall。ここの Joh Albrecht はデュッセルドルフにも店がある老舗のビール屋ですが、ここの Messing はホップの利かせ方が絶品ですね。

さて、Alter Wall より東側は Altstadt(旧市街)になります。Rathaus(市庁舎)を横目に更に東に、Mönckebergstraße や Spitalerstraße(歩行者天国)に Kaufhof や Saturn などの大型の商業施設が並びます。その先には中央駅があります(ただし、長距離便は西側の Altona という地域の駅に多い)。

3)港を見るなら

Landungsbrücken (U3, S1, S3) がよいでしょう。数々のクレーンが圧巻です。向こう岸にはライオンキング。1911年完成の「エルベ・トンネル」を通って、歩いて向こう岸に行くこともできるそうです。ところで、川沿い(北岸)にそびえる Block Bräu というビアホールは大人気。ここで醸造した Helles はなかなかです。混む時間は予約してから行きましょう。

4)再開発地域

今(2015年2月)ハンブルクを訪れると、建設現場の多いことに驚かされます。特に Hafen City という中心地の南側の中州は「欧州最大の建設プロジェクト」と言われ、同時にベルリンの空港と同じく、作業の遅れや費用の増加が問題になっています。行ってもあまり面白くないかもしれませんが、新しくてきれいですし、嫌みでない程度に冒険した建築物ばかりなので、散歩にはよいかもしれません(現在のディベロッパーはフランス系)。なお、ハンブルクではオフィスや小売用物件の空室が目立ちますが(レストラン用物件は逆に不足!)、Hafen City も当初の予定よりもオフィススペースの割合を大きく削ったのだそうです。(U4 HafenCity Universität, Überseequartier 下車)

5)産業地帯

こちらも、一般的にはあまり面白くないかもしれませんが、中央駅の南東の Hammerbrook 地域以東は、ただっ広い土地に、オフィルビルに倉庫や廃棄物処理施設などが延々と続きます。いかにも港町でロジスティクスの拠点といった感じです。

6)高級住宅地はどこに

アルスター回りの運河沿いや川沿いにヴィラが点在しています。アルスターの東側では、Hohenfelde(U3 Uhlandstraße など)や、Uhlenhorst(U3 Mundsburg など)、Winterhude(後述)などのエリアの中。アルスター西側では、Rotherbaum(U1 Hallerstraße など)や Harvestehude(同 Hallerstraße など)。また、エルベ川沿いに西に行きますと、Othmarschen や Blankenese(いずれも S1 沿い)にもあります。

7)エキゾチックなエリア

繁華街を歩いていると、ドイツ人が圧倒的に多いことに驚かされます。しかし外人が少ないわけではありません。中央駅から東側(エリアでは St. Georg や Hamm)は雰囲気も歩いている人もガラリと違ってきます。トルコやアジア系の店が多くなりますので、低バジェットの外食なら、中央駅から近くの Lange Reihe という通りを探索してみるとよいと思います。

8)レストラン街

上述の Lange Reihe は一般的にはお勧めしません(笑)。レストランの多い通りは街のあちこちに点在していますが、たとえば以下があります:

  • Colonnaden: 中心地ではここ(写真・以下)。アルスター南岸の Jungfernstieg の西側から北西に向かって伸びる通りです。ミュンヘン系のビアーハウス(←ハンブルクには何故か多い)や日本人の和食屋さん、回転寿司などがあります。
  • Eppendorferweg: 北西の Eimsbüttel という地域などを延々と走る、細く長い通りです。カッコいい創作和食屋さんなどがあります。
  • Mühlenkamp & Gertigstraße: Winterhude というアルスター湖の北側のやや高級なエリアで交差する2つの通りです。Gertigstraße には日本グッズ屋さんがあります。また、“Nippon Hotel Hamburg” から徒歩で行けます。

 

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文: 黒須寛之   Wakyo Europe – Market Expansion Management & Advisory

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カテゴリー: ドイツ、ドイツ人について, ビジネス

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