デュッセルドルフには、ドイツ初の日本人カイロプラクターがいます。
日本とドイツの免許制度の違いから、ドイツ側ではまだ正式にそう名乗れないようですが、正真正銘れっきとした日本人カイロプラクターです。
カイロプラクターとして活躍するだけではなくて、それを人に教える資格まで持っているそうです。
まだ若いにもかかわらず、開業1年を迎える遥か前に医院を軌道に乗せてしまいました。
しかも全くのゼロからのスタートで、知名度ゼロの状態からです。普通では考えられない実績です。
以前は日本でオートバイのレーサーをしていたそうですが、ドイツのレースに参戦にやってきたのがドイツとの関わりの始まりでした。
レーサーというと、丈夫で強靭な身体を持っているようなイメージがあります。
でも彼は、子どもの頃から体が弱くて苦労を重ね、レースでも常に身体の故障との戦い。病気に弱いというよりは、身体が脆いのです。
ちょっとした過運動や悪い姿勢の連続などですぐに身体の具合がおかしくなります。
持病のヘルニアではかなり悩まされて、診てもらった医者全てに見放されたそうです。
それを救ってくれたのがカイロプラクティックだそうです。
現在の彼の師でもある、ACAカイロプラクティック副理事長 丸山さんが、その不治と宣告されたヘルニアから彼を救ってくれました。
その彼がレースをやめてカイロプラクターを一生の職業として選んだのには頷けるものがあります。
実は彼の成功、そこに隠れているのです。以前、どうして「女は弱し、されど母は強し」なのかを書きました。
よってここで詳細は省きますが、一言でいうと利他(*)の生き方です。そうすると神様(自然) が応援してくれるのです。
* 利他=自分のためではなく人のため
彼がカイロプラクターになったのは、身体に不具合を抱えた人たちを救いたいという気持からです。動機が利他です。
神様から彼へのプレゼントである身体の脆さは、その脆さを克服して、人を助けるためのものだと悟ってしまったのです。
神様(自然) の応援を受けないわけがありません。それが彼の医院の成功の理由に間違いなさそうです。
名医の三原則を満たし、しかもその内の一番大事なものが根底にあります。今後の益々の活躍を期待します。
EK
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すごい人がいるんですね。
私もカイロに通ったことがあります。うーん、よくなったようなならないような。要するに効かなかった。(ToT)
日本でもカイロプラクティクは、正式には認められていません。
ジムを開くのと同じ。
厚生省の保険証も使えませんし、結構事故を起こし訴えられる仕事でもあります。
日本では柔道整復師という、国家資格があるせあでしょうか?
健康に注意して年末を元気にデュッセルの編集部が迎えられることを願います。
メリークリスマス(^-^)