ドイツにも、虫の声を聞いて楽しむという、風流な習慣があった…、と思ったら...

ドイツでも日本と同じようにペットが大変に親しまれています。犬、猫、うさぎ、ハムスター...etc.

そして当然のようにペットショップがありますが、その多くは大手のチェーン店です。

でもペットショップで購入できるペットはごくごくごく小さい動物で、犬や猫の売買はしていません。金魚や熱帯魚などは取り扱っています。

先日びっくりしたのは、店の一角に、コオロギのような虫が何種類も置いてあるのを見つけた時です。

「ドイツ人も虫の音を楽しむんだ!」と、変に感心してしまいましたが、「でもちょっと待てよ、ドイツにコオロギのような虫っていたっけ? セミもいないし…」

そこで早速店の人に聞いてみました。「これらの虫はどこから来たのですか?」その答えは、南アメリカ等からだそうです。自然環境を狂わすので庭に放したりしてはいけないとのこと。

でももし仮に庭に放しても、ドイツの冬の寒さで死んでしまう… とは思いつつも、その場で少し見ていると、若いドイツ人の女性が虫を買って行くではないですか。

その女性が去った後に店員さんに聞いてみました。そこでびっくりしたのは、それらの虫は観賞用でも虫の音を楽しむのでもなく、何と爬虫類のえさ用なのです。

 

虫の声を楽しむというのは、1800年代に日本に滞在した、ラフカディオ・ハーンが驚いたように、未だに世界唯一、日本人だけのものなのでしょうか...

「東京だけで、虫の商いが年間数千ドルに達するということは容易に理解できようが、それぞれの虫が持ち前の鳴き声に応じて値を付けられると聞くと、きっと首をかしげることだろう。

芸術好きで、とびきり洗練された民族の優美な日常生活の中で、このような虫が西洋文明社会のつぐみや孔雀やナイチンゲールやカナリアに優るとも劣らぬ地位を占めているとは、外国人の容易に理解できるところではない」

EK

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投稿者: netdeduessel

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ドイツにも、虫の声を聞いて楽しむという、風流な習慣があった…、と思ったら...」への1件のフィードバック

  1. 本当ですねえ。平安の都から虫の声は和歌にも詠われています。風流ですが、最近は、外来種の輸入により、青蛙が絶滅寸前になったり、アメリカザリガニが魚を食べ尽くしたりと、外来種を売っている昆虫屋さん?には文句を言っている人もいます。
    北海道は虫の声を聞くことは少ないのですが、それでも毎年、郵便局などでは鈴虫プレゼントサービスがあるます。何十年も続いてます。
    これからも、風流な文化は続いてほしいです。
    ちなみにアメリカ、ロシアには蝉がいないそうです。どうりで、蝉時雨を聞いて、どうしてこの木は音をだすの?と聞かれたことがあったわけです。
    ロシア人の女の子でしたが。

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