玄米では健康になり、白米では脚気になってしまう理由

写真は、最近タカパンで取り扱い始めた玄米を、湿っぽい水槽の周りに置いた数日後の様子です。Photo 7
さてこれは何を意味するでしょうか?

そうなんです。玄米は生きているのです。つまり新鮮そのもの。これ以上新鮮なものはありません。

玄米は、田んぼから取れたお米から、もみがらだけを取り除いたもの。つまり種みたいなもの。

では白米はどうでしょうか? 白米は、玄米を削りに削った(精米した) 後の残りなので、既にお亡くなりに(?) なっています。

よって水気のあるところに放っておいても、いつまでも米粒のままです。せいぜいカビが生えるくらいです。

人間が口にするものは普通、古くなればなるほど身体にとっては毒になってきます。でもそうなっては困るので、長く持つようにと不健康な科学保存料などが作られて使われます。

白米には保存料は使われないでしょうが、古米になってくるとやはり味が落ちてきます。

多くの人が普段食べている白米は、玄米を精米したものですが、玄米を白米にするために取り除いた部分に、ビタミンやミネラル、食物繊維などの多くが含まれているのはご存知だと思います。

玄米を白米にする、精米工程は次のようになります。

玄米>三分つき米>五分つき米>七分つき米>胚芽米>白米

精米の度合いが進むにつれて、ビタミンやミネラル、食物繊維などの身体に良い成分がどんどん取り除かれてしまいます。その違いは食物繊維で3倍弱、鉄分約2倍、マグネシウムで5倍強です(詳しくはこちらの表、ページ最下部)。食物繊維は便秘や下痢を治してしまいますし、マグネシウムは筋肉痛などを治してしまいます。

つまり私たちは、白米の方が味が美味しいと(昔から勘違いして?) 、お米のカス(言い過ぎ…) を食べているようなものなのです(お酒は吟醸の方が美味しいですが…)。

玄米の方が、噛み応えもあって味も美味しいのです。

でもそういう私も以前は白米の方が美味しいと思っていました。偏見というか、玄米を真剣に味わったことがありませんでした。

健康志向の上(神) さん(様) が、白米と玄米と半々で炊いてくれたりしていたのですが、「カレーライスや、おかずがお刺身の時くらいは、100%の白米にしてよ!」 と、文句を言っていました。

ところが健康に凝るようになってから、そして玄米と白米の二つの大きな違いを知ってから、さらには玄米の本当の美味しさ(良く噛んでゆっくりと味わって食べます) を知ってからは、半々にして炊かれると、「玄米100%にしてよ!」 と、文句を言うようになってしまいました…

玄米と並んで健康に良い食べ物であるキャベツにも多く含まれる食物繊維は、体内の余分なコレステロールや糖分などの有害物質を排出してくれて、便秘や下痢を治してくれるだけでなく、お腹の調子を整えてくれて、整腸効果で免疫力を上げてくれます。

食物繊維が多い分、白米よりも調理と消化に時間がかかるので、炊く前に長く水につけておいたり(*)、よく噛んで食べる必要がありますが、生活習慣病の予防になり、ダイエットにも効果的です。

よく噛むことによって、不必要な食欲は減りますし、美味しい味が出てきます。

* 最近は、玄米炊き機能付の炊飯器もありますが、それでも水に長くつけておいた方が美味しく炊けます。

明治、大正時代に脚気と結核は二大国民病と言われたそうです。そのうち脚気は、ビタミンB1不足によって起こりますが、それが玄米に(キャベツにも) 多く含まれています。

日清・日露戦争中に脚気で亡くなった兵隊さんの数は、何と敵の銃弾や爆弾で亡くなった兵隊さんの数よりもはるかに多かったそうです。

日露戦争では25万人もの脚気患者が出て、戦傷病死者4万余人の内、病死者が3万人を占め、死者の約75%は脚気によるものだったとされています。当時の兵隊さんに支給される食料は、白米が1日900g だったそうですが、もしそれが玄米だったら、その3万人の兵隊さんたちは、死なずにすんだということになります。(この辺は、当時の軍の食事を決めるお偉いさんに問題があったようですが、それはここでは省きます)

その脚気が最近栄養不足の若者たちの間で再び増えてきているそうです。

これらの事実を知ったからには、早速お米から玄米に切り替えてみてください。

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玄米では健康になり、白米では脚気になってしまう理由」への2件のコメント
  1. 熊坂ゆかり より:

    玄米は不水溶性の食物繊維だから、水溶性のひじきや海草類と一緒に食べることによって
    効力が現れるはずです。ドイツでは何にあたるのか?
    ホルモン注射を受けていたとき、便秘がちになって酸化マグネシウムを処方されていました。
    その時、私は鉄の錠剤を飲んでいたのですが、これは酸化マグネシウムの効力を妨げるので
    やめて欲しい、と言われました。
    真っ白い食べ物より、少しでも色のついたものを採ることはこころがけたいですね。
    黒米、ひじき、海草、色のついたものは栄養があります。

    ちなみに・・・私は酸化マグネシウムで便秘は治りませんでした。
            冷たい水や牛乳、野菜ジュースが効きました。

  2. NOR より:

    そもそも日本人が白米から玄米に切り替えた理由の一つは、マキで炊いていた時代に、炊くのに玄米のほうが白米よりも はるかに 時間がかかるため 燃料費を 節約するためだっという説があります。なので、現代では 味の好みという問題はありますは 白米よりも玄米のほうが良いかと思います。もちろん農薬まみれなものはダメでしょうけど。あと、生きている玄米の前は炊く前に 半日ほど水につけて 発芽モードにしないと 体に悪いという説もあるので 栄養の観点からも水につけて炊いたほうがよさそうです。

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