計算機から情報操作装置へと進化したコンピューター

コンピューターは最初は電子計算機といわれた通り、もともとは自動計算機として使われていたのが始まりです。
現在では計算機というよりも 画像、音楽、映像、通話とありとあらゆる情報を処理する装置に進化しました。
では、どのようにしてそんな進化を遂げたのでしょうか?

当然それを説明するととてもこのスペースに書ききれないお話になってしまいますが、極限までシンプルな説明に突き詰めると 以下となるかと思います。

クロード・シャノン(1916年~2001年) というアメリカ人の科学者はそれまで純粋に計算だけのために使われていた計算機に、ブール代数という考えを 導入することで計算以外の目的でもコンピュータが有効であることを示しました。

Wikipedisにも下記のように記されています。
「1937年のマサチューセッツ工科大学での修士論文 “A Symbolic Analysis of Relay and Switching Circuits”において、電気回路(ないし電子回路)が論理演算に対応することを示した。すなわち、スイッチのオン・オフを真理値に対応させると、スイッチの直列接続はANDに、並列接続はORに対応することを示し、論理演算がスイッチング回路で実行できることを示した。

これは、デジタル回路・論理回路の概念の確立であり、それ以前の電話交換機などが職人の経験則によって設計されていたものを一掃し、数学的な理論に基づいて設計が行えるようになった。どんなに複雑な回路でも、理論に基づき扱えるということはコンピュータの実現に向けたとても大きなステップの一つだったと言える。」

また、このクロード・シャノンは上記の論文以外にも”情報理論”の考案者であり、「情報源符号化定理」や「標本化定理」等のコンピューターにとって非常に重要な理論を作り上げた人物でもあります。

コンピューターアーキテクチャTRONプロジェクトの提唱者であり東京大学教授である坂村健教授 が著書「痛快!コンピュータ学」にてシャノンの業績をわかりやすくまとめてくれているので引用します。

「「電子計算機(コンピュータ)を計算だけに使うのはもったいない。これは、いろんな用途に使えるのだ!――このことを世界ではじめて指摘したのは、クロード・シャノン(1916)という人でした。このシャノンの発見と研究がなければ、ひょっとしたらコンピュータはいまだに「高速ソロバン」のまま使われていたかもしれません。少なくとも、今日のような高度情報化社会もなかったし、インターネットやマルチメディア技術の発展もありえなかったはずです。シャノンの業績は、そのくらい偉大です」」

計算機とブール代数。既存の物を組み合わせることにより想像を超える進化を遂げたのがコンピューターなのです。この進化はパソコンだけでなくI-Phone等のスマートフォンも家電、自動車等ありとあらゆるものはこの恩恵を受けているのです。

今後も様々な事象でこのようなパラダイムシフトが発生していくとがあると思います。

個人的には、より地球に優しいエネルギーの獲得や、放射性物質の除去でこのようなパラダイムシフトが起こることを願っている今日この頃であります。

NOR

広告

日本人のための、ドイツの生活応援サイト

タグ:
カテゴリー: ドイツの暮らし, 通信郵便TVPC

コメントを残す

以下に詳細を記入するか、アイコンをクリックしてログインしてください。

WordPress.com ロゴ

WordPress.com アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

Google+ フォト

Google+ アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

Twitter 画像

Twitter アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

Facebook の写真

Facebook アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

%s と連携中

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください

  ブログランキングの応援クリック、         宜しくお願いいたします!      ↓↓↓           ↓↓↓

にほんブログ村 海外生活ブログ デュッセルドルフ情報へ
にほんブログ村 海外生活ブログ ドイツ情報へ
%d人のブロガーが「いいね」をつけました。