ドイツでは、女性の年齢が50歳に達すると、2年に1度の乳癌検査が始まります。Mamma という組織から手紙が届き、Mammasonografie という、レントゲンに似た検査を受けます。
先日、仲良くしてもらっている日本人女性で、今回初めてとなるその検査で、乳癌が見つかってしまったと相談を受けました。右側が悪性腫瘍です。
約1cm 程度のものと、それ以下のものの複数の集合体。全部合わせるとゴルフボールほどの大きさになるそうです。
左側にも良性の腫瘍が少し見つかっているそうです。お医者さんからは、少なくとも右側は皮膚を残した内側のオッパイ全てを切除する手術を勧められているそうです。
こんにちでは、約20人の女性に1人の割合で乳癌が見つかるそうです。その女性の場合、悪性腫瘍以外にも、小さく石灰状となった元悪性腫瘍(?) も見つかりました。
その後2週間ほどの間に数度の検査を受けて、約3週間後に総合的な結果が出て、専門医との相談となりました。
他の友人の勧めや、健康四原則のサイト、その他の関係するサイト等を読み、まずは早速断食療法に入ったそうです。
断食療法とは言っても、食を完全に断つわけではなく、1日の食事の回数を1回に絞る、正確には減量方法です。
1日1回、晩の和風の食事以外は、少量の果物とショウガ(紅)茶だけを取ります。
こんにち死亡する3人に1人以上はガンが原因であるため、日頃ガンのことは良く耳にしますが、いざ自分のこととなるとやはり大変なことです。
医者はすぐにでも手術をすることを勧めています。臭いものには蓋をするのではなく、臭いものは元から取るという考え方でしょうか?
でもそれは実際にはそうではなくて、再発する可能性がある以上は、蓋をする方法と同じです。
大事なのは、見つかったガンが、どの位のペースで大きくなっているかです。それによって、断食で間に合うか、勧められている手術その他を受けざるを得ないのか…
それと転移性が高いのか、そうでないのかも大変に重要ですが、幸いにも今回のケースでは後者のようです。
詳しい増殖のスピードはまだお医者さんでも分らないようですが、取りあえずは抗がん物質ではなくて、ホルモン系のお薬で3週間は様子を見れることになりました。
でもそれは本人の希望で手術を3週間伸ばしただけで、3週間後に減量の効果が確かめられなければ、やはり手術の道を選ぶことになるのだと思います。
続く
[…] 1度目、友人に、乳癌が見つかってしまった… […]
かかる率は先日25人に一人、となっていました。
がん検査をする年齢(マンモグラフィー等々)は42歳で受診するよう手紙が来ます。
日本人女性は、子宮がんにもかかる率が高く、子宮頸がんも高いです。
子宮がんも同時に検査されますが、子宮頸がんは、有料です(全額負担)
子宮頸がんは、ヒトパピロマウイルスというのが悪さをするみたい。
ドイツ人が発見しました。(ノーベル賞)
でも、できれば一緒に、検査対象にしてほしい。
私は子宮頸がんは、がんセンターではなく、病院に行かねばなリマせんでした。
それと乳がんは、女性のかかるがんでは胃がんを抜いて現在トップだそうです。
よくなるといいですね、その女性。日本も、発生率はほぼドイツと同じ。
マンモグラフィーという機械は、上と下のガラス板に、胸を挟んで、せんべい状になるまで押し付けられる検査。その場では緊張していますから、あまり感じないのですが、次の日はさすがに、痛みをかんじますよ。こうしないと小さいものは見つからないそうです。
日本は、乳がんも、同時に子宮がんも子宮けいがんも同率です。特に20歳代の若い世代に。
早くなる性行為年齢、雑多な情報で早熟になることも、影響しているようです。
フランスは「ワイン」のせいで女性のがん少ないと聞きましたが、本当ですか?
書き方が悪くてすみません、20人に1人は日本の数字です。欧米ではその約倍、9人に1人だそうです。やはり肉食、乳製品を多く摂る食生活が原因ではないでしょうか。段々と分かってきている、食生活が及ぼす病気の原因、知られれば知られるほど、病人は減るのではないでしょうか。余程の意志の弱い人をのぞいて…