ドイツでは、法人宛に時々振り込め詐欺まがいの、一見請求書に見える郵便物が届きます。
見慣れた請求書のようなタイプ、下の方が既に銀行振込用紙になっている郵便物です。
請求金額はどういうわけか、だいたい常に500ユーロ前後。これらは要注意です。該当の法人名は書いてあるし、一見お役所関係の請求書に見えるのです。
でも実はこれ、何のためにもならないリストへ掲載してもらう費用の請求代金なんです。
事務所に年配の慣れたドイツ人スタッフっがいれば見破ってくれますが、若いドイツ人スタッフだとひっかかってしまうことも…
実際にうちの40代のわりと仕事に慣れたドイツ人スタッフもすっかりだまされてしまいました。彼女がいろいろと記入して準備し、私の机の上にサインを求めて置いてありました。
彼女が用意するものは、いつも大丈夫だからとノーチェックで無防備にサインを入れて、それが先方に送られました。
後で分かったことですが、その500ユーロ前後もする費用は、ただ単に、得体の知れないリストに記載してもらうための費用。
一応非合法ではないらしいので、警察にもどうにもならないようですが、これを何かの請求書と間違えて送金してしまえばもう後の祭り。
でもこういうことをしているのは悪徳業者。裁判になった時に相手側が不利となるようで、もし仮にサインを入れて送ってしまったり、送金してしまっても、法廷で争うことになると相手が不利だそうです。そういう時はすぐに弁護士に相談してください。
では、このような物が送られてきた場合はどうしたらいいのでしょうか?
そういう時はドイツの消費者センター(Verbraucherzentrale) をご利用ください。親切に相談に乗ってくれます。
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