なぜドイツ(の暮らし)がそんなにいいの?

「ロルちゃんのドイツの変てこりんな話題を知るにつけ、ドイツに対する幻滅が増幅して行くんですよ。ドイツの良い事を書いてくれませんか・・・」と、先日読者のお一人に言われた。

ドイツのいいところか・・・、困ったなぁ、あるのかなぁ・・・、んと、じゃあ、頼まれたので、書いてみよう・・・

労働市場

  • 平均労働時間は訳38時間。トップクラスのマネジャーとサービス業の一部を除いて、残業はない、あってもサービス残業はまずない。
  • 接待又は会社の人達と夜、半分強制的に飲みに行かされることはほぼ皆無に近い。
  • 有給休暇は平均的に年間30日(土日はどうせ休みなので30日=6週間)、しかも捨ては絶対しないので、みんなはちゃんと取る。同僚の休暇とさえぶつからなければ、当然の権利として自由に取れるし、例えば3~4週間続けて取っても、帰ってきてからでもちゃんと席が残っている。
  • 病欠の日は有給休暇の日数から引かれなく、完全別扱いされる。
  • ドイツ年金保険機構の統計データによると、ドイツで働いている全員の人(パート、バイトも全部含めて・・・)の平均年収は約4万ユーロ(長年の平均レートで換算すれば約5百万円)。そして、毎年賃上げがある。つい数日前に、化学産業を専門にしている労働組合と産業側との例年交渉では今年の賃上げは3.8%に定められた。
  • 解雇保護法があるので、会社はそう簡単に人をクビに出来ない。国の景気が良くて、会社の成績もよければ、なかなかよっぽどの理由無しでは解雇は無理。あっても、従業員が会社を労働裁判所で告訴し、かなりの確率で勝ったら、会社はその従業員をまた働かさなければならない。
ゴスラー(Goslar) の一部、中世の家は沢山残っている

Roru 1

交通

  • 高速道路(アウトバーン)は無料で、半分ぐらいの距離で速度制限はない。
  • 自動車税はかなり安い。ベンツのCクラスは年間1万5千円程度。
  • 駐車場の有無も証明しなくていい。

文化

  • 姉妹国のオーストリアと一緒にクラシック音楽の発祥地なので、文化はとても重視されている。町の人口は10万人前後を越えている場合、劇場、オペラ座、コンサートホール、美術館、博物館等などという様な所は大体揃っている。
  • 収入の少ない人も入場券を買えるように、それらの所は国、州、市町村から金銭的に応援されている。
  • 書物には決まった販売小売価格があるお陰で、小さい本屋さんもそのお陰で生き残れる。つまり、あの価格より安くは誰もが売ってはいけないことになっているからである。

教育

  • 義務教育は勿論の事で、殆どの州で大学も無料である。ある程度の管理費を除いて、入学金、授業料なども全部ただである。

地理、気候

  • 歴史の背景で主要都市はかなり分散されており、他の国と比べれば集中的に集まっているのではなく、都会も公共機関も所々散らばっている。お陰で、殆どどこに住んでも仕事が見つかる。
  • ゴルフ海流のお陰で、地球での位置にしては、気候は穏やか。季節はちゃんと分けられているので、夏と冬の温度差は50度までなるのがありうる。あと、夏は蒸し暑くなく、結構乾燥している。
  • 環境意識は世界の最先端に走っていると思われており、あらゆる面で環境を保護する傾向があるお陰で、街から少し離れていけば、景色は綺麗。町の住宅はあまり散らばらないように行政も厳しく住宅地域を定めて、緑地として決まった場所はちゃんと守られる。
  • 緑地でなくても、小さい町には結構可愛い町がある。

経済、エネルギー、財政

  • 韓国と並んで、先進国の中で経済は現在一番好景気にあると思われている。
  • スペインとかギリシャとかでの若者の失業率(50%前後)は皆無の事。夢の仕事に拘らなければ、実に働きたいと思う若者の誰一人もが現在就職できる。
  • 効果あるかどうかは別として、政府は脱原発を決めた。
  • 健全なインフレがあり、貯金にもまだ利子が付く。

社会

  • 物によって物価は安い。特に食料品は日本と比べて驚くほど割安。ビール500mlは平均的に約50円。だが安売りのスーパーに行ったら、30円でも手に入る。魚は別として、肉も比較的安い。
  • 有機栽培の食料品の市場は非常に盛ん。需要の拡大に伴って、料が増えたし、昔ほど極端に高くなくなった。

住宅

  • 殆どの住宅には地下室は当然の物として備え付けられている。例え貸し住宅でも。
  • 各部屋に備え付けられている暖房無しの住宅は皆無のこと。大体の場合、地下にセントラルヒーティング(ボイラ)があり、各部屋に暖房用にもお湯供給用にもお湯を送っている。
  • 家賃は(他の先進国と比べて)割と安い。
  • 住宅は石作りでしっかりしているので、中は冬でもそんなに寒くならない。反面、暖房の熱が壁に貯蓄されるので、暖房を消しても、そう簡単で早く寒くならない。
  • 中世の町もまだ残っていて、500年前に作られた家にも人はまだ住める。
政治界
  • アメリカみたいにお金持ちだけが偉くなれることも皆無のこと。言葉の通り、政党に加盟し、党内活動することによって誰もが政治家になれる。1998年~2005年外務大臣をやったフィッシャ氏は高卒も職業訓練卒も大卒もなかったし、依然タクシーの運転手もやっていた。
  • 日本みたいな天下りは非常に胡散臭く見なされているので、殆どない。
  • 政治家の多くは通常の年で定年する。今の国会には69歳以上の人は13人しかいない。平均年齢は49.7歳で、24~28歳の人も3人いる。
  • 国会での女性の割合は終戦の時の6.8%から現在の36.3%に上がった。女性解放運動の跡は社会の他の面でも強く残っている・・・。

さて、これでは夢の国になるでしょうか。
いやいや、そーれはまた全然別の問題ですよ~。

多忙の中で、久しぶりの報告はここまでにしましょう・・・

ドイツのロルちゃんのブログ

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カテゴリー: ドイツ、ドイツ人について, ドイツの暮らし

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