街角を歩いていると・・・・10代とおぼしき男女グループが近づいてきました。
「ちょっと、お時間ありますか?」
「はい、すこしなら・・・」
(なに?スポーツジムの勧誘?)と思っていると
はいっと、手渡されたのはパンフレット。
(え???)
「12月1日は、エイズデーだったのよ、だから・・・これを差し上げています」
と・・・
たくさんのプレゼントをいただきました。
HIVポジティブの人の経験談。
「あ、良かったら、これも!」 と、最後にはコレを3つも頂いてしまいました(笑)
ありがとうございます。 大切に・・・・ 。
地元のギムナジウムの生徒さんたちの学校のプロジェクト。
これから性に目覚めていくであろう(もしくは、もう目覚めているのか?知らんけど)
10代の若者たちを巻き込んで、こんなにオープンに性の啓蒙活動をするというのは、スゴイですよね。
このすごいは、ポジティブな意味で。
実際、エイズは日本においても、社会的な問題です。
潜在的に、日本では隠れエイズの人(申告しない)が多くいるだろうと いわれており、その数も増加傾向にあります。
無責任というより、これは社会の差別や無理解も関連しています。
こどもたちに、きちんとコンドームをつけるという教育は・・・
性教育に恥じらいをみせる日本でも、きちんと取り組んでいくべきですよね。
わが子も通る道かと思うと、なんだか母としては、切ない気持ちになるけれど、
それをあっけらかんとオープンにしてしまうことによって・・・
問題を解決しようと取り組むのが、ドイツらしさだと感じました。
男子は責任をもってく、女子も、きちんと意思表示できるように。 女の子はとくに・・・ですよね。
とくに人々の行き交うドイツという『大陸』にある国に住んでいるのですから、 自分の身は自分で守る・・・ということが大切ですよね。
レッドリボンもいただきました。
この“レッドリボンは、元来、ヨーロッパで古くから伝えられてきた風習のひとつ。
病気や事故によって人生を全うできなかった人々への追悼の気持ちを表したものだそうです。
1980年代の終わりごろから、アメリカでは、エイズが社会問題に。
ニューヨークのアーティスト達にエイズがひろがり、エイズで死亡するアーティスト達が増えていました。
仲間達への追悼の気持ちとエイズに苦しむ人々への理解と支援を意味する “赤いリボン”をシンボルにした運動が始まったそうです。
現在では、国境を越えた世界的な運動として発展しています。 UNAIDS(国連合同エイズ計画)のシンボルマークにも採用。
レッドリボンは、『エイズに関して偏見をもっていない』 『エイズとともに生きる人々を差別しない』というメッセージなのです。
これは10年ほど前から大型広告になっているのを目にしています。可愛いですよね。
さて、自然療法的にはコンドームはどうなのか?という疑問があるかと思いますが(って、ないか?)
コンドームはOKと自然療法を学んでいるハイルプラクティカーの先生が言っていました。
ドイツではこのような質問も、セミナーで出るのです!
ピルはホルモン剤なので、おすすめしておりません。
BIOのコンドームもあるそうです。
市販の安物のコンドームの中には、体に悪影響、たとえば子宮疾患につながる科学物質が使われているものも あるそうです。
ですから、やはり信頼できるメーカーのものがいいそうです。
って・・・
世界エイズデー。
ドイツでちょっと、考えてみるのも、いいかもしれませんよね・・・
あなたの体のために。
こどもたちの未来のために。
自然療法ホメオパシーのレッスンをしています。 ヨーロッパの歴史や、民話、を交えて
楽しく家庭でのケアを学んでみませんか?
ホメオパス JPHMA 森 明華(さやか)