ドイツの公共交通機関の現状

川口マーンさんの本への批評を永遠に続けるつもりではないのに、彼女の本にもあった、似た様な関連テーマで続けたいと思う。というか、こないだ日本にいる時に気に入って、気づいた事や、帰って来た後に気になった事についてこれから手当たり次第に考察してみたい。今日は、簡単にいうと、ドイツの電車・・・。

自分で毎日体験している世界からの報告。

住んでいる村から僕は毎朝デュッセルドルフ行きの中距離電車に乗る。定刻は8時7分で、市内までの所要時間は約15分しかない(はず)で便利。そして、人がいない畑や隣のノイス市の港しか通らないので、止まらずにデュッセルドルフ中央駅に着く(はず)。

定刻にぴったり来て、途中でぐずらなかったら、問題なく乗り換えるべき地下鉄に乗れる。但し、80%の場合、乗り換えには遅れる。それはなぜか。先ず第一に、その中距離電車がうちの村に到着するのが大体定刻の5~10分ぐらい遅い。

確かにあの電車がやってくるのが85キロも離れている町なんだが、必ず「現在の遅刻はxx分です」というアナウンスについで、「途中の踏み切りが壊れていた」、「車両のドアーに異常があった」、「運行にその他の異常が発生した」という様なのが言い訳が発表される。

ところで、発表されること自身すら不思議。元国鉄のDBなら、発表さえしないし、勿論理由も教えてくれない場合が多い。

毎朝乗る中距離電車
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ただ、日本と違って、ドイツには私鉄が自分専用の線路を使っていることはないので、止むを得ずに元国鉄の、手入れに追い付かない施設や線路を使わなくてはならないことになっている。

こういう状況に置かれている自分が、遅刻とその他の不満を誰に当てればいいかが分からなくなっちゃう。

しかし、国鉄ばかりを攻めてはいけないことを先日の出来事で分かった。

乗ろうと思った電車は定刻よりも3分早く着いて、その一分後(定刻より2分早く)にまた出発して、僕とその他何人か割りとぎりぎり駅に着いた乗客達が乗り遅れた。

次の電車が来るのがその30分後なので、30分の遅刻で会社に着いた。

市内で乗り換える地下鉄兼路面電車

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いずれにしても、ドイツに来る計画のある読者の皆さんは日本の事情に慣れ過ぎているので、ご注意下さい。

日本以外の国、例えドイツの電車に乗って、どこかで乗り換えも必要とすれば、なるべく最初から少なくても一つ早い号に乗った方がいいと思ってください。

乗換えがなくても電車が遅れてくることは充分にあるので、特にフランクフルト空港とかで飛行機に乗りたいと思う方は、石橋を叩いて渡って下さい。

一番安全なのは、前夜で空港で泊まることですよ~。

まぁ、他にもいくつかのテーマについてお話をしたかったのに、ついドイツの電車に対しての不満はぱらぱらと自分の中から出て来ちゃった。折角だから、少し続けよう。

今回日本からドイツに戻った途端、ミュンヘン空港で乗換えだったのだが、ドイツ人ってでっかいなぁと思った。伸張が高い、幅が広い、奥行きが深い。正に身体の質量は平均の日本人よりも5割多いってつくづく思っちゃう。それは僕の主観的な見解だけではないと思う。

5割は大袈裟かもしれないけど、見た目でこう感じる。例えエレベータ。会社のエレベータ内に看板があって、630キロ、8人と書いてある。日本だったらここは10人とあるだろう。体重が平均的に25%高いという風に思わせる数値ではあるが、本当はこれ以上だろう。アメリカほどではないが、太っている人、男女両方が多い。そしてその太り方は半端ではない。

いや、考えれば考えるほど、5割高いというのは、そう無理はないと感じがする。だって、60キロプラス50%は90キロだろう?そんな人は無数にいる、無数!そこでみんな勝手にすればいいけど、僕はここで訴えたい。エレベータだけでなく、飛行機の座席、電車、バスの座席はこの「質量」にとっくに追い付かなくなった。

自分の「幅」で隣の席の半分以上を占めている人は良く現れる。しょうがなくそんな人の隣に東京までの12時間を忍耐しなくてはならないのであれば、最悪、いや、最の悪!!でも、座席の問題だけでなく、座席に既に座っている人の横の通路を通って行かれる時にも注意が必要。

自分が読んでいる本、脱いだ上着、外した眼鏡とかにぶつかったり、それをひきずったりするデブが多いから。車両の幅は変えられない結果、座席や通路の幅の変更は無理。東京の満員電車は人の多いせいだが、ドイツでは多い代わりに質量が問題で笑っちゃいたいけど、自分も乗るしかないから笑えない。どうやら解決できなさそう。

もう一つ気になる事がある。市内の地下鉄や路面電車ではなく、ドイツの中・遠距離の機関車の多くは電機ではなくディーゼルで動いている。自然再生エネルギーの開拓を強化したいドイツでは電気代は高いし、これからもっと高くなるから、ディーゼルの方が元が取れるそうだ。

但し、ディーゼルは臭くて、汚い。電車のモーターもうるさくて、揺れる。そして、環境や人間への影響は著しい。いわゆる「微小粒子状物質」、つまり細塵が(僕が思うには)必要以上に空気に流出され、決して望ましい結果を生み出さないと思う他ないのではないか。多分、専門家に説明されても、僕なら電機機関車に変えて欲しいね・・・。

僕みたいに何年間日本に住んだことがなくても、数週間だけでも日本に行ったことのある人がドイツに帰った後に、僕と同じく色々と気になるだろう。

例えば、ドイツ人は電車に乗る時に列に並ばない。降りてくる人達が降りられるように道を開けるが、最後の乗客が降りてきた後は大体かなりの「乗車格闘」が始まる。

そこで、好みの座席のない人は次の問題に嵌らないかもしれないが、なんとかの特定な座席か場所を狙っている人が、例え乗る前にそれを高い確率で捕まえそうな、ホームでの場所に10分立って待っていても、最後の瞬間、乗る時に誰かにそれを奪い取られる可能性が高い。

「俺、10分待っていたぞ」と言っても通じない、早い者勝ち。要するに、日本の規準で判断したら、ドイツ人にはマナーがないということであろう。

ブログでも本でも報告した様に、多くの乗客が携帯電話をむやみに使っている。中には極立ち入った話を平気でしている人もいるし、周りにどんな迷惑をかけているのに一切興味を示さない人が多い。mp3プレやーから聞こえてくる音楽だってそう。

周りに聞こえる?

それで?

「俺が楽しんで聞いているから、周りはどう思ったって関係ねえだろう?」と。

それに、数年前からデュッセルドルフの地下鉄兼路面電車内には酒を飲んだり、暖かい物を食べたりしてはいけなくなった。それにも拘らず、未だに平気でそれをやっている人がいる。勿論、やっているのが、大体怖い奴又は、文句を言ったら何が返ってくるかが推定できない連中。

数分しか乗らないから、僕は大体何も言わない、時間と手間の無駄だ、下手すると危ないし・・・。ところが、カーニバルになったら、何でもあり!酒?食べ物?乗客への迷惑?大叫び合い?勿論、ご自由に!それだけでも十分に気になるのに、時によってタバコを吸われることも有り得る。

ある停留所、例えばデュッセルドルフの下町から酔っ払いが何十人か何百人単位で一気に乗ってきたら、こういった乗客達が車内で喫煙することは運転手すらもう止められない場合がある。信じがたいかもしれないが、僕はそれを目撃したことがある!

その時の運転手はもう諦めたらしくて、知らん振りだった。そんな日、かぶりを振って乗っていくしかない。まるで、アナキー、無秩序状態だ。

なんて僕の国が歪んじゃったかは、僕がそんな時に考える他ない。しかも、そんな時よりも、「日本だったら皆無。日本に帰りたいなぁ」と思うことはなかなかないんだ~。

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タグ:
カテゴリー: ドイツと日本の違い, ドイツの暮らし, 移動交通

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