絶対音感って何ですか。

こんにちは。ピアノを教えたり弾いたりしている、編集スタッフのAYです。
“絶対音感“についてピアノ教室のブログを書いたところ、この言葉を検索して訪問される方がたくさんいらっしゃり、関心の高いテーマなんだな、と思いました。記事はコチラ

絶対音感というのは、聴いた音をドレミという旋律に置き換えて、すぐに演奏したり楽譜を書いたりできる力のことをいいます。
絶対音感があると“音が固定で”聴こえ、ピアノのドの音が、ドの音だと聴こえます(笑)当たり前のようですが、絶対音感のない人には、これが別の音に聴こえたりします。
絶対音感とは、名前からして非常に優れた能力のような気がしますが、楽器を演奏するには、他にも重要な感覚が色々とあります。
ブログには絶対音感だけでなく、相対音感について触れたのですが、そこから一つの例を挙げます。
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私が学んだブレーメン芸大は古楽科が有名です。リュートやビオラ・ダ・ガンバといった、バッハより古い時代の楽器が学べ、著名な先生方が多くレベルも高いです。ここで色々な面白い古楽器を知りました。
ピアノという楽器は440~442ヘルツという音程に固定して調律されています。古楽器の場合415ヘルツで演奏されることが多いそうで、時代や楽器、作風によって更にヘルツ数を変えたりします。弦楽器は調弦をすることによって、それが可能です。440と415の差はかなり大きいです。
もしピアノの440〜442ヘルツを耳に叩き込めば=絶対音感を訓練により完璧に身に付けてしまったら、ここでも問題が発生するでしょう。魅力的な楽器はピアノだけではありません。小さい時に絶対音感だけを鍛えてしまい、可能性を狭めてしまうのでは問題です。
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もう一つ、ドイツで学んだ(注・学んでいる、進行形です…)ことで、気付いた事があります。
日本の音大はソロ重視で、室内楽や伴奏を専攻できる学科はまずなく、音大のカリキュラム内の副専攻のような形でそれを学びます。一方で、ヨーロッパには室内楽や伴奏など、誰かと一緒に演奏するアンサンブルを専攻できる音大がたくさんあります。
こういった音楽環境があるのが、コチラの素晴らしいところ。ソロだけでなく室内楽のグループとして在籍し、一緒にアンサンブルを学んでいける音大もあります。コチラではアンサンブルに必要な相対的な音感や、他の音をよく聴いて演奏する協調性が求められ、そこを磨いていくことができると思います。

ピアノを学ぶ事は、後から他の楽器を学ぶ時にも役に立ちます。
私はピアノを教えながら、この楽器を、そして音楽を好きになったり、他の楽器を学ぶ可能性を広げてもらえたらと思います。ある一つの力だけ伸ばそうとするのではなく、総合的な音感、リズム感、楽器をラクに弾く為の脱力や譜読み力等々、音楽を楽しむためにバランスのよい力がつけられるようなレッスンを目指して、これからもガンバります。

クレーフェルト ピアノ・レッスン室 ピアノカンマー

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タグ:
カテゴリー: ドイツと日本の違い, 音楽, 趣味習いごと

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