ドイツの病院に入院中三日目

画像 入院の日はもう夜でしたが、これで入院三日目。これがドイツの病院の朝食でもあり、夕食でもあります。身体の大きなドイツ人に、本当にこれで足りるのでしょうか。

昼だけは温かいものが出ますが、そんなにボリュームはありません。ソーセージ1本と、ジャガイモとニンジンを蒸かした(?)ものにヨーグルトが付く程度。案の定、各食事の間は大変お腹が空きます。

二人部屋の病室の作りは綺麗でまるでホテルのよう。壁に取り付けられた32インチほどの液晶TV が1人1台。タオルやバスタオルは毎日取り替えてくれて、バスローブや歯ブラシなどの洗面セットまで付いています。

食事のメニューはどんなパンがいいか、いろいろな種類を聞かれ、バターがいいか、マーガリンがいいか、いくつ欲しいか、ヨーグルトはプレーンかフルーツか…etc.いちいち聞いてくれるという点ではホテル以上です。

聞くところによると現在のベット数800、工事中の部分を合わせると全部で1200ベッド。かなり大きな病院ですが、お医者さんと看護婦さんの数が極端に少なく、その代わりに(外部委託の?) 食事のお世話や掃除などの専用員の多さが目立ってねじれているような気がします…

実際に、隣の人の薬が一部、自分の方に混ざっていてもう少しで飲みそうになったり、回診医師の連絡がやっと次の日に行われたり、主任医師の意見を若い看護婦が覆したりと、医療ミスがあっても当たり前のように思えました。

お見舞いに来てくださった知人の話によると、以前肩を脱臼した子供が治されずに2日間入院していたそうですが、強行な退院でもめたものの、町の小児科に連れて行ったら直ぐにはめてくれたそうです。

手術の時にハサミを身体の中におき忘れて縫合され、何年もたってから見つかるなんていうお話を聞きますが、十分あり得そうです。明日はもう退院でホッとしています。

最後の晩にいただいた、お見舞いのお寿司の味は最高でした!ありがとうございます。

EK

日本人のための、ドイツの生活応援サイト

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カテゴリー: ドイツの暮らし, 医療
ドイツの病院に入院中三日目」への1件のコメント
  1. netdeduessel より:

    仙骨骨折の治癒の記録

    9月29日(日)夕方、トランポリンで前転後にバランスを崩し、マットを張っている回りのフレームにお尻から直撃。数分ほど横を向いて少しだけ丸くなって寝た状態でかなり激しい痛みに耐える。その後そのままじっとしていると痛みが弱くなったので、骨折とは思えずにその姿勢を保って10分ほど休憩。

    休憩後に動こうとしても痛みで動けず。それでも何とか自分でトランポリンから降りてみようと、両腕で身体をゆっくりとずらしながら階段まで近づく。足腰を使わないように、ほとんど両腕の力で階段から降りるために上体を起こそうとする。

    冷や汗が吹き出てきて気分が悪くなったので無理だと自覚して、ゆっくりと元の姿勢に戻り、一緒にトランポリンをしていた長男(8歳)に家内を呼ばせる。説明を聞いた家内は、それなら救急車を呼ぶしかないと主張。何となく悔しいもののその意見に逆らえずに同意。

    救急車が到着して救急員が2人近づく。2人で手伝ってトランポリンから降ろすつもりのようである。痛みでほとんど動けない理由を説明してタンカを持ってきてもらう。

    タンカの上の部分、身体を横たえる硬いプレートをトランポリンの中に入れ、その上に何とかずれながら乗る。タンカで救急車に運ばれる。救急車の揺れによる痛みをこらえながら病院に到着。

    時間をかけてかなり慎重に病院の救急ベッドに移る。しばらく待って医師が現れ、事故の時の説明となり、打った場所次第で神経がやられていないかが心配される。手足のどこにも痺れや異常がないということが分かって一安心。液体の痛み止めカクテルを飲む。

    レントゲン撮影となる。結果、骨折かどうかがまだ分からず、怪しい影があるので(?*1)、しばらく待って今度はCT スキャンを撮る。CT スキャンの結果、仙骨骨折と判明、そのまま入院。幸いにして空きベッドあり(*2)、病室ヘ。二人部屋。

    *1 レントゲンで分からなかった理由は、約30年前の尾てい骨骨折跡がレントゲンで捉えられ、それも今回のものかどうかが疑われた模様。体中骨折ヶ所が多いので、時々古い傷が診断の邪魔をする。過去に左肩を激しく打った際のレントゲンで昔の骨折跡、右手薬指を3針縫う怪我の時のレントゲンでやはり昔の骨折跡と埋め込んだ金属影が写って診断の邪魔をする。

    *2 運が悪いと病院のベッドが一杯で、廊下で寝る時もある。

    痛み止めの薬が効いて、じっとしていれば痛みはほとんどない。痛み止めカクテルにはモルヒネも入っているとのこと。さすが戦時中の怪我にも使われるモルヒネは効く… じっとしていれば痛くないものの、動けば激痛なので動けず、夜間のトイレが心配になる。

    横を向いたまま、1、2時間は眠りに入ることができる。同じ側の横向きは長く続かないので、反対側に寝返りを打つ時は、ベッドが狭いので身体の位置を少しずらす必要があり、それは手でパンツをしっかりとつかんで引っ張りずらすことによって可能。

    夜間ついに尿意をもよおす。尿瓶を使うのは嫌なので、何とか歩いて行ってみようと、ナメクジのような動きで何とかベッドの横に立ち上がり、ベッドの足側まで移動。そこで気分が悪くなり、汗も出てきたので諦める。

    もし倒れてしまっては大変な激痛を免れないと思われるので慌ててベッドに戻る。ただしその慌てた動きのスピードはやはりナメクジ並。トイレに行くのは諦めて夜勤看護婦に尿瓶をもらって済ませる。

    入院2日目、最初の朝、プライベート保険ということで、医局長教授が回診に来る。CT スキャンの結果、数日の入院が必要であることが説明される。普通は2,3日でゆっくりと歩けるようになり、階段の昇り降りもできるようになったら退院できるとのこと。

    その日の午前中は、とにかく便意が訪れる前に何とか自分でトイレに行けるようになりたいと数度試す。足腰には頼れずかなり上半身に頼るので、つかまるものがなくなる自分のベッドの端っこから先には進めず。小は尿瓶を使い、同室の患者と反対の方向を向いてすればいいものの、大は匂いも出るのでベッドの上でする勇気なし。

    午後になり、トイレまで行くのに使えそうなあるものを思いつく。ドイツでは、1人ではよく歩けない高齢者が外を歩くのに使う車輪付きのワゴンが病院に置いてあるだろうと思いつく。早速聞いてみると、あることはあるものの、現在すべて貸し出し中。

    そうこうしているうちに便意をもよおす。今までと同じようにベッドの端っこまで行った時、2個の椅子を頼って交互に前後動かして使えないだろうかと思いつく。わりと近くにあった一つの椅子を動かしてみると、丁度いい具合に床を上をずれてくれて、1個の椅子で用が足りることを発見。

    椅子の背もたれを後ろ側から両手で掴み、それにしっかりと体重を乗せ、足腰にかかる体重を極力減らし、椅子を前方にずらし押しながら移動。ゆっくりと移動してトイレまで到着!

    さすが病院のトイレ。座るのに手の力を借りる補助パイプが設置してあるので、ゆっくりと便座に腰掛けてみる。ウンチングスタイルで座るのは幸運にも仙骨骨折に響かないよう。

    排便の時にお尻の筋肉を使うので、便は柔らかい方がいいらしく、下剤をもらっていたもののまだ使っておらず、便秘気味なのか空砲にて終わる。自分でトイレに行けたことが嬉しくて同室者についつい報告。

    そういえば30年前のオートバイ事故で、尾てい骨骨折、腎臓強打の内出血で入院した時も同じように数日動けなかったものの、大だけはベッドでできずに何とかトイレにいけるようになるまで我慢したことを思い出す。

    遅い午後、椅子なしで極端にゆっくりとなら歩けるようになる。家内が持って来てくれた自家用松葉杖は結局不要となる。早く退院できるように早速歩行練習を始める。日に数度の歩行練習。最近の医学は絶対安静よりも、より早い通常生活へのカムバックを促すよう。

    (入院) 3日目の朝。回診に来た医局長教授に歩行の様子を報告。その日に退院を希望かどうかを聞かれ、痛み止めの量を減らしたことを述べると、看護婦がその結果を明日に待った方がいいと提案。明日の退院予定となる。歩き方が少しよくなる。但しまだ亀の歩み。看護婦の提案がなければもう退院できた?

    (入院) 4日目(&退院)。早朝回診前に既に歩行練習。医局長教授とすれ違うものの相手は気がつかず。退院の場合は11時までに病院を出ることになっているらしいので、9時過ぎに退院。迎えに来てくれた家内の車を自分で片尻で運転してみる。

    5日目。幸いにして10月3日、ドイツ再統一記念日で休み。身体を動かせる範囲は少しずつ大きくなり、まるで全治10日の怪我が毎日10%ずつ良くなっているよう。(骨折の全治は普通6週間) 痛み止め薬の効力絶大。でも痛み止めで無理して動かして大丈夫?昔なら絶対安静。

    病院でもらった痛み止めは3、4日しかもたないので地元の整形外科に行き、多めの痛み止めを処方してもらう。42ユーロ。靴下を履くのにベッドに寝転がり、片手で履くので時間がかかる。片手しか足に届かない。

    痛み止めで無理やり痛さを忘れて身体を動かすのでは身体に無理がかかると思い、薬=毒であること、事故の当日も病院に行くまでは横になっていれば何とか痛みをしのげたことを思い出して痛み止め薬の服用をやめてみる。

    薬がなくてもわりと問題なし。薬ずけの人はやはり自覚して薬から何とか逃れるべきだとつくずく思う。人間の基本運動である歩き(散歩)を毎日数km行う。

    カルシウム、ビタミンD、マグネシウムの複合サプリを1錠毎晩飲み、なるべく太陽に当たるようにする。サプリの内容は、マグネシウム200mg、カルシウム400mg、D3 μg。

    1週間経過。相変わらず日々良くなり、身体を動かせる範囲がわずかながらに大きくなる。でも靴を履くのが厄介。一番つらいのは、ベッドに入る時、起き上がる時、トイレに座る時と起きる時。処方してもらったドーナッツクッションは座る時に大変楽。それがない時は片っ尻(かたっちり)座り。1週間半後に、避けられない出張あり片尻(カタッチリ)で運転してStuttgart を往復。

    2週間経過。日々良くなる。靴下を履くのにベッドに寝転がらななくても履けるようになる。水泳開始。平泳ぎは怖いので避けて 、バタ足の少ないクロール。手の助けを借りずにゆっくりとトイレに座れるようになる。

    3週間経過。日々良くなる。但し最初の治癒のペースよりは落ちる。数メートルなら小走りも可能。ラジオ体操も可能で、ほぼ普通の生活が可能。ジョギングもできるような気がするものの、ついつい無理をしてしまって後で後悔する自分の性格を考慮してやめておく。一番最後まで残っていたベッドから起き上がる時の痛みもなくなる。

    4週間経過。日々良くなるのが感じられなくなると同時に、ほぼ普通の生活を送れる。痛みもほとんどなし。力強く歩くことができ、ウォーキングは100%OK。アイススケートもOK。ジョギングも可能と思われるものの、アイススケートとは違って着地のたびに小さなショックがあるので大事をとってじっと我慢。6週間を待たずにこのまま完治の模様。ドーナッツクッション無しでも座れるようになる。

    4週間半経過。スローペース(6分台/km) のジョギング再開。ストレッチ再開。どちらも問題なし。但しおしりに痛みとはいえないほどのしこり感あり。骨折の完治は6週間と覚えていたものの、ドイツのお医者さんいわく、もし腕の骨を折ったら6週間後に普通の生活で腕を使うのはOKなものの、例えば腕立て伏せは3ヶ月後までやめた方がいいと言われ、ギクッと… でもちょっと大げさ・慎重に思える。

    5週間経過。フルスピードのジョギングもOK(とは言っても元々遅く、5分台/km)。残る問題は、長い時間座り続けるのはやはり応えること。骨折ヶ所がジーンとしてくる。そして腹筋の動作はまだぎこちなくて怖い。時々お尻の神経がピリッとする。

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