進化が教えてくれる健康の秘訣 8

以前、地図が読めない女、話を聞かない男という本か映画がヒットしたそうですが、面白いTV番組を見たことがあります。方向音痴と思われる人達と、そうでない人達の頭に目の動きが分かる特殊なセンサーの付いたヘルメットをかぶせて、その人達が移動している時に何を見ているかを調べた実験です。方向音痴でない人達は、ビルなどの動かない大きなものを目印として見ているのですが、方向音痴の人達は、どういうわけか皆さん面白いようにバスなどの動くものばかりを見ています。道を覚えなければいけない時に、どうして動くものばかりを見るのか、その思考回路が理解できませんでしたが、実はうちの奥さんは正にその後者の仲間の1人なのです(笑)。

そしてうちの奥さんを見ていると、どうやらあのTVは視聴率を上げるためにわざと面白おかしく作ったわけでもなんでもなくて本物だと思いました。なぜならうちの奥さん、何度同じ道を通っても呆れるほど覚えません。覚えるつもりがないのか、動くものばかり見ているからなのか。永遠のペーパードライバーで運転に夢中で周りを見ることなどできないのか。多分それら全てが当てはまるのかもしれません。注意深く彼女の運転を見つめていると、確かに運転に一生懸命で景色やビルなどの目印を見つけている余裕はなさそう。前方の視野の角度はわずか30度位のようです...笑。

それも身体のつくりと歩行という運動の関係、そして歯と食事の関係などと同じように進化の結果ではないでしょうか。太古の昔から男は家族のために外に出てひたすら食べるものを探して歩かなければなければなりませんでした。誰が何といおうと男達はただひたすらに食べ物を探しに行かなければなりません。でないと家族が飢えてしまいます。それで男は話を聞かなくなる代わりに地理に詳しくなったのではないでしょうか。男がもし方向音痴だと、家族が待つ我が家に二度と帰ることができません。その点女性は留守を預かる身。よくおしゃべりをして場を明るくし、家族みんなの話も聞く。その代わりに地理に明るくなる必要がない。それにしても鮭やうなぎ、渡り鳥の地理の明るさには恐れ入るばかりです。

EK

投稿者: netdeduessel

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