進化が教えてくれる健康の秘訣 6

世界で最初の自動車ができてもう200年以上たちますが、自動車をはじめとする様々な現代の交通機関は地球を狭くして人間の行動範囲を広げ、世の中に大きな貢献を果たしてくれました。ですが万物に長短ありで、それらの乗り物のお陰で人間が自分の身体を使って動くことが極端に減ってしまいました。数百万年間も歩き続けてきた人間がわずかこの200年の間に極端に歩かなくなってきてしまっているのです。歩くためにできている身体が歩かなくなったら、病気にならない方がおかしくないでしょうか。

運動をしないことが身体にどれだけ悪いことかというのは、怪我をしてギブスをした事のある人なら良く分かると思います。骨折の時の長い期間のギブスではなくても、軽い手術をした後などに身体の一部を数日間使わなかっただけで人間の身体にはリハビリが必要になります。体を使わない、動かさないというのは、それだけ身体にとってマイナスで酷なことなのです。

人間の場合は足腰が大きいだけに、歩く運動が一番良いといえると思いますが、身体の中で動く部分は足腰だけではなく、肩や手、首なども動くように作られています。木から地上に下りて地面を歩くようになって足腰が発達した分、猿と比べて肩や手はその分弱くなりましたが、それでも腕は前方、横、上下、そして一部の後方を除いてさまざまな方向に動くようにできています。

そのようにあらゆる方向に動かせるように骨も関節も筋肉もスジも作られています。それをあらゆる方向に動かさずに例えば一日中座ったままでパソコンのキーボードだけ打っていたら衰えてしまうのは当然ではないでしょうか。机に対して椅子の高さが少し低いと肘が机の上に乗ってしまって肩がこるのはご存知でしょうか。その姿勢が不自然だからです。停滞がよどみを生むのは水だけではなく、組織も人間の身体も同じのようです。

それではどうしたらいいのでしょうか。やはり使う、動かすのが一番ではないでしょうか。職業上、身体を動かすことが少ない人にはラジオ体操がお勧めです。運動の他にも、お風呂も身体に良いとよくいわれますが、風邪をひいてしまった時などは、それが重症でない場合は、なるべく運動をして汗をかき、頭痛がしない程度に長風呂に入って身体を温めるのがいいと思います。

そうすることによって血液の循環を促して、新陳代謝を活発にして、体内に侵入して異常発生してしまった菌をやっつけてくれる白血球のパトロール隊が少しでも早く菌を見つけてやっつけてくれるようにします。実際に普段シャワーだけあびる人とお風呂に入る人の間で白血球の一種であるリンパ球の数を比較すると、お風呂に入る人の方が、シャワーだけの人よりもリンパ球が10%以上も多いそうです。

毎日正しい運動をする、例えば歩く、ウォーキングをする、ラジオ体操をする、というのは身体にいいのではなくて、本来は身体にとって必要不可欠なものなのです。ドイツ語には、“Wer lastet, der rostet”(休む者は錆びる)という表現があるくらいです。動かすように作られている身体です。頻繁に動かしましょう。

EK

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カテゴリー: 健康
進化が教えてくれる健康の秘訣 6」への1件のコメント
  1. dobu より:

    だから動物を飼うのが嫌なんです。犬も猫も鳥もハムスターも、動物はみんな大好きだけど飼わないようにしています。だってあまりにも動物たちがかわいそう。かわいそうなくらいの運動不足。

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