健康療法ホメオパシー 2

ドイツの自然療法の歴史には、薬草療法の母と呼ばれる「ヒルデガルトフォン ビンゲン」という修道女がいます。彼女は幼いころから、神の声や幻視ができ(?!)自らの意思で修道女になり、そこでも、神の啓示を受け、薬草療法をドイツで確立した人。彼女の本を読んでいると、さまざまな薬草が登場し、詳しい調理法や使用法がかかれています。book「あ、なんか日本の薬草療法に似ている」

特に面白い!と感じたのが、「陰陽」のように 「温」の病気には、「冷」のもので治療する。ということ。これは日本のマクロビや中医学とも共通する部分があります。ホメオパシーは「同種」なので、そのへんは違いますが、身体のバランスが崩れて「温」か「冷」に傾いているときに、薬草の力や食べ物で、バランスをとるという考えには納得がいきます。中世の時代にも、薬草の『お灸』があったり、日本と同じような種類の薬草を、同じように使ったりしています。

「へぇ。。。これは、日本の蓬と同じやわ」などと感心したり。切り傷なんかの治療に使われるオトギリソウも、ヨーロッパにもあり、同じ使われ方・・・そして同じような伝説が元になっています。どの国にあっても、人間の見つけやすい傍にその薬草が育っているということなのです。

誰かが、誰かのために薬草は見出されてきたのです。あるハイルプラクティカーの先生が、「世界のいろんな場所で、似たような療法が、同じような概念が、同じような時代に生まれているんだよ。神秘的だと思わないかい?」といっておられた言葉を思い出しました。きっと、それは偶然ではないんだろうな。と感じます。この同じ時代に生きてる人々もそうなのだなと。

わたしたちがこの地球で、この街で出会う人というのは、なにかのつながりがあるのだと感じます。そのタイミングも、決して偶然ではなくご縁があるのだな、とわたしは感じています。この街にきたばかりのときに、すっごく寂しさを感じながら 歩いていると道に迷ったことがありました。book 2

こどもと手をつなぎがら、心細い気持ちになって通りすがりのおばあさんに道を聞きました。その足がすこし不自由なおばあさんは、わたしたちとゆっくり歩きながら、目的地まで案内してくださり、ゆっくりと話しかけてきてくれて街の歴史や昔の話をしてくれました。今、思えば あんなドイツ語(いまも、こんなドイツ語レベルだけど)を聞いて、理解してくれ、ゆっくり話してくれたなんて、すごく優しいかただったなぁ・・・と思います。

こどもが「まま、だっこ~~」といったら、「じゃ、この特別な席にのせてあげるわよ」足の悪いおばあさんの補助車にこどもを乗せてくださったのです。ニコニコと微笑みながら。こどももさすがに(ドイツの一年生になる時期なうえ)悪いと自覚したらしく「もう、いい」と20メートルほどで、降りましたが。。。

おばあさんも寂しくて、同じような波動だったのかな、とか人恋しい気持ちをキャッチ出来る人だったのかな~なんて。その時限りの出会いでしたが、彼女の優しさとあの数分間は、わたしにとってドイツ生活を始める上での大きな癒しになりました。あのおばあさんは、わたしの心の中にそっと小さな優しさの種をまいてくれたのです。

まるで自然のこぼれた薬草の種のように。そういう優しさや人を想いやる気持ちも世界で共通していますよね。シルクロードを渡って、日本に伝えられた薬草も、エジプトからローマ兵によって運ばれた薬草も、この地にも、かの地にもしっかりと根付いている。種をまく人になりたいですね。そしてドイツとは言わず、ヨーロッパで、世界で、多くの智慧と、多くの人と出会って行きたいなぁ・・・・と、ヒルデガルトの本を読んで思いました。

皆さんも、ぜひ、ドイツでヒルデガルド医学や薬草、自然療法の世界に触れてみてくださいね!

SM

日本人のための、ドイツの生活応援サイト

カテゴリー: 未分類
健康療法ホメオパシー 2」への3件のコメント
  1. デュッセル木鶏会会員 より:

    ネットdeメアブッシュの四條畷市の所にも出ている、あの安岡まさひろさんもご縁が一番大事だと仰っています。

    そして善は急げですね…笑。自分の目の前に今現れている幸運やいいご縁に気がつかない人が世の中多いようですが… 

    虫の知らせもそうですが、何しろ日本語では”気” を使った表現が多くて凄いと、日本語を習う外人さんが普通びっくりします。

  2. ロダンの考える人 より:

    100匹目の猿の現象ですね...
    どういうわけか遠い昔からそういうことがあるそうです。例えばエジソンの偉大な発明も、それを知るよしもない遠いヨーロッパでたまたま同じ研究がされていて、タッチの差でエジソンの方が早かったとか...

    あのライト兄弟の飛行機にしても、ヨーロッパで既に似たようなものは出来上がっていたものの、当時一番優秀なものはライト兄弟の飛行機だったとか... 人間やはり考えることは同じなのでしょうか...

    縁に関しても、一人の人間の人生で会わなければいけない人とは、ほんのちょっとの遅れも早過ぎもなく必要な人に会えるそうです。それを運命というのでしょうか...

    • 森明華 より:

      ロダンの考える人様
      コメントありがとうございます。

      出会っている人、みなさま、ご縁があるんだなぁと感じています、それがたとえ、苦い想いをいだくことになろうとも・・・どこかで、自分の糧になっていると。

      エジソンの話や、ライト兄弟の話にしても・・・・
      自分に直感がきたら、すぐに実行にうつさないと、すでに世界のどこかで、多くの人がその直感を受け取っていて、同じことを実行するかどうか・・・ということのようだと考えています。

      直感にしたがって生きるというのは自然な生き方ですよね。

      また『虫の知らせ』とか、・・・
      そういう言葉ひとつとっても、日本人は様々な概念が日本語の中にも生きているとも、感じました。

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