進化が教えてくれる健康の秘訣 3

癌の末期症状の患者さんなどがお風呂に入ると、水の中では重力が弱まって、内臓の重さを軽減してくれるので大変気持ちがいいそうです。つまり重病患者には、自分自身の内臓でさえ重くて負担になるのですが、それも重力があるからです。健全な人間ほど重力の力を忘れがちですが、地球の上で生活している以上、重力という常に強力な力が地球の中心に向かって働いています。宇宙飛行士が重力のない宇宙にしばらく行っていると、筋肉や骨が弱くなってしまいます。重力がないので骨にも筋肉にもその強い力、負担がかからないので運動にならずに弱ってしまうのです。つまり地球上では、動いてさえいれば重力に逆らって運動をしていることになります。

水泳では骨が鍛えられないというのはそこからきています。骨は、重力がかかっている状態で地面とのコンタクトがあって始めて鍛えられるようですので、地面とのコンタクトがない水泳では極端なお話、骨は弱くなってしまいます。以前アメリカの大リーグで活躍していた松井選手が骨折をしてしまった時に、試合復帰のために少しでも早く治すということで、特殊な超高速の振動を定期的に与える変わった治療方法を取り入れて治癒が飛躍的に早まったというお話を聞いたことがないでしょうか。

地球上で常に人間の全身にかかり続けている重力。そして地面とのコンタクトというのは骨や筋肉を正常に保つには大変大事なものといえます。数百万年もの長い間に、猿が歩き出して餌を探すようになり、歩きやすいように足腰が発達すると同時に背が伸びたとすれば、背が伸びた結果として、強力な重力に逆らってつま先から心臓まで血液を戻すのが大変な作業になってしまったことを軽減する進化の結果として、静脈のところどころ数センチメートルの間隔で静脈弁が作られたと考えることができないでしょうか。静脈弁があるので、筋肉の動きが活発であるかそうでないか、つまり足をよく動かしているかそうでないかで血液の循環に大きな差が出るのは明らかです。足をよく動かしていれば、心臓の働きを助けることになるからです。

進化とは、環境に合わせて、身体が変化していくことだそうですが、木の上で生活をしていた猿が木から降りざるを得なくなってサバンナの上を歩き始め、果物や木の実を探し始めたとしたら、そしてそれが何百万年もの長い間ずっと行われたとしたら、そしてその猿が猿から何か他の動物に進化していく時、木の上の生活という、天敵の数が著しく少なかった環境がなくなってしまった、つまり新しい危険という条件が加わった場合、その動物には新しい長所が備わってきても不思議ではないと思えないでしょうか。

その新しい動物は、肉食の猛獣が生活している地面でずっと生活するわけですから、木の上で安全という猿の長所がなくなってしまっただけでは、すぐに猛獣の餌となってしまって絶滅してしまいそうです。絶滅しないためには何か他の長所が必要です。そしてそれが知能、頭脳の発達につながったのではなかったのでしょうか。高い木の上の方の葉を食べるためにスッと伸びたキリンの首のように。木から降りた猿が地上を歩き続けるために足腰を発達させて背が高くなり、その時に新しく現れた多くの天敵に対して知能が発達すればその種を残せるようになります。 EK8

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カテゴリー: 健康

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