アパートのカビ

ネットdeデュッセルの訪問者、ある奥様からメールで相談を受けました。普通そういう場合は、皆さん掲示板の”何でも相談” 等への投稿になるのですが、編集部のメルアドに直接ご連絡をいただきましたので少し襟を正しました。昨年の3月にデュッセルドルフに引っ越してこられて入居したアパートのカビによるトラブルのご相談です。今年の1月から3箇所のカビの発生(*)に気づいて、アパートの管理会社に連絡をしたものの、何の対応もなかったそうです。

* 3箇所とも後に、外壁から入り込んだ水分が原因と判明

管理会社は換気不足、動物(ハムスター)と水槽による高湿度が原因であると言いはって何の対応もしないそうです。そうこうしているうちに隣人から、何と前の住人もカビのトラブルで他に引っ越していったことを知らされました。前の住人ともコンタクトを取って弁護士に相談することになったそうです。管理会社は以前からカビの問題が発生していることを最初は隠していましたが、弁護士の指摘によってそれを認めたものの、その原因は不明であると主張しているそうです。

その後、問題はカビ、つまり高湿度だけではなくて、真逆の過乾燥の問題まであることも分かりました。真冬に暖房をとめていても夜間の室温が23度、日中は25度を超えるそうです。暖房費が節約できるような気もしますが、室温を下げられないので、アパートの中が常に過乾燥の状態で、湿度が低い時は30%以下、高い時でも40%だそうです。

過乾燥にもかかわらず、ひどいカビが発生するという複雑な環境下、お子さんたちが習っているので置いてあるバイオリンとピアノもいたんでしまったそうです。幸いにもやり手の(?)弁護士さんと巡り会えたようで、その弁護士さんは日本領事館へ相談に行ったとか、日本クラブへ届け出たとかを相手に伝え、先方から専門の技術者が派遣されてきてカビの原因が建物にあることが認められました。それでも弁護士同士の連絡のやりとりでは、カビの原因が店子側にあると主張し続けているそうです。

弁護士さんの助言で、現在公で故意に家賃の滞納などを行っているようですが、結局この相談主さんはスムーズに引越して出て行けることを望んでいて準備中です。弁護士さんも機転の利くやり手のようですが、この奥さんこそ機転の利く大変賢い人だと感じました。その理由は、管理会社がカビの調査員を派遣するといった日に、ご主人がわざわざ会社を休んで自宅待機した上、その弁護士さんまで依頼して家で待ち構えていたそうです。

案の定、調査とはうわべだけの申し出で、実際には数人の業者さんが証拠のカビ消し作業に来たそうです。そしてそこにいるご主人や弁護士さんに気がついて大変慌てたそうです。たかがカビですが、大家さんが親身になってくれない場合はとんでもない目にあうことがあります。この奥様の一番賢いと思われるところは、今回のトラブルを既に客観的に捉えて、人生経験、試練のひとつとしてとらえようとされているところです。

EK

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カテゴリー: 法律, 住まいと暮らし

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