進化が示す、健康法則

マクロビオティクスの創始者といわれ、世界中にそれを普及させた前述の桜沢如一さん(1893-1966)は、ジョージ・オーサワという名前でマクロビオティクスの世界では世界中に知られている人です。牛乳や乳製品はマクロビオティクスでは少なくとも日本人には良くないとされています。

日本人には牛乳に含まれる乳糖(ラクトース)を分解する酵素(ラクターゼ)が不足して消化する能力がないそうです。そこで下痢を起こすのです。下痢を起こすということは、身体が拒んでいるからと考えられないでしょうか。身体が拒む食べ物が身体に良いのでしょうか。

桜沢さんは、牛乳とは牛の赤ちゃんが飲むためにできているものである。牛の赤ちゃんのためにできた飲み物が人間の大人に良いわけがない。他の動物の赤ちゃんの飲み物を飲む大人などというのは人間だけであると喝破されております。

 

マクロビオティクスというのは元々ドイツ人のお医者さんでChristoph Wilhelm Hufelandさん(1762-1836)という人が言い始めたそうですが、それを世に広めたのが桜沢さんです。マクロビオティクスの世界を少し覗いて見ると、桜沢さんがものすごい人であったことが分かります。

まずは書いた本の数。ものすごい数の本を書いています。フランス語や英語でも出版されています。戦時中には堂々と反戦の態度をとって、その当時の権力者たちから大変な目に遭わされています。日本では意外とあまり知られていないマクロビオティクスですが、海外ではよく知られています。桜沢さんは、あのシュバイッツァー博士とも会って議論を交わしているそうです。

 

桜沢さんを始め、マクロビオティクスの達人たちは食事療法で何人ものがん患者さえも治してしまっています。「えっ? マクロビオティクスはがんも治しちゃうの?」と驚かれるかもしれませんが、キャベツを毎日食べるだけで下痢、花粉症が治り、風邪もひかなくなるくらいですから、ガンが治っても少しも不思議ではありません。

むしろ当然のことといえると思います。ガンや糖尿病も昔は一部のお金持ちしかかからなかったそうです。美味しいものではなくて、身体に良い食事を少な目に食べて免疫が高くなっていれば、生活習慣病などは元々人間とは縁のないものではないでしょうか。

川崎

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進化が示す、健康法則

日露戦争の時に亡くなった日本の兵隊さんの数は4万人ほどだったそうです。その中の約4分の1の兵隊さんたちはロシア軍の大砲や銃弾で亡くなったそうです。そして何と残りの約4分3の兵隊さんたちは脚気という病気で亡くなったということはご存知でしょうか。

あの旅順攻撃でむざむざと殺されてしまった兵隊さんたちよりも、脚気で亡くなった兵隊さんたちの方がはるかに多かったのです。脚気患者になった兵隊さんの総数は25万人にも及んだそうです。脚気はビタミンB1不足によって起こります。当時の日本の兵隊さんに支給されていた食事は元々量が少なかったのは当然だと思いますが、ビタミンB1も不足していました。

 

当時のお弁当の内容を見ると、白米は一日900g入っていたようです。もしその白米が玄米であったら、あるいはキャベツを食べていたら、それだけたくさんの兵隊さんが死なずに済んだと思うと残念で仕方がありません。

白米と玄米の問題以外にも、甘味料のひとつ、白砂糖にも問題があります。お恥ずかしながら、私が子供の頃に喉が渇いた時の飲みものといえばジュースでした。そして両親が共働きだったこともあって、食事の多くは調理の手間がなく電子レンジで温めてすぐに食べることが出来る冷凍食品でした。

 

水を飲めば身体に水分が回ります。水を飲めば水分だけが身体に補給されますが、飲むものがジュースや炭酸飲料だと、余分なお砂糖も身体に取り入れられることになります。白砂糖よりはブラウンシュガー、ブラウンシュガーよりは蜂蜜やメイプルシロップの方が良いことになりますが、ジュースなどで使用されているのはほとんど砂糖、つまり白砂糖、またはブドウ糖果糖液糖や人工甘味料ですので、清涼飲料水を飲む毎にお砂糖もしくは人工的に製造された物質を身体に取り入れていることになります。

 

マクロビオティクスでは、精白したものが良くないといわれています。つまり、白米、白砂糖、食パンなどです。マクロビオティクスで言われている精白食料品以外にも、私たちの身体には欠かせないお水にも問題点があります。ミネラルウォーターにはいろいろと種類がありますが、現在はそのほとんどが日本に輸入されているようです。フランスのContrexのような硬水もあれば、同じフランスでもほとんど軟水のVolvicまでさまざまなものがあります。

 

日本の水道水はその多くが軟水ですが、それは日本の国土が狭くて山に降った雨が地中のミネラルを十分に吸収する前に地表に出てきてしまって飲料水となるからだそうですが、大陸の場合は長い間地中の中を伝わるのでたっぷりのミネラルを吸収して硬水となります。

 

塩分やミネラルは身体に必要なものです。汗をかけばそれらも失ってしまうので補給しなければなりません。実際には身体への吸収効果が関係するものの、そういう意味では軟水よりも硬水の方が本当は身体に良いと言えないでしょうか。私の住むドイツ、メアブッシュ市の水道には塩素が入っていません。水道局もそのように明言しており、実際に塩素を調べるテストキットを使って調べてみましたが、やはり反応しないのです。

 

ドイツの水道水の基準はとても厳しくてミネラルウォーター以上です。つまりメアブッシュでは水道水が最上な飲み水と言えます。実際に我が家では炭酸無しのお水は水道のお水を飲んでいます。目隠し飲み比べテストをすると、ミネラルウォーターよりも水道水の方が美味しいと選ばれるのです。

そんな素晴らしい水道水を飲まずに高額を出し、しかも重い思いをしてミネラルウォーターを買って来る人の気が知れませんが、それは単にこのような事実を知らないからでしょう。

身体が求めていないもの、もっと正確に言えば遠い祖先も含めてずっと昔から食べ続けられていないものを食べれば病気になっても不思議ではありません。しかし、現代に生きる私たちはそれが分かっていながら、楽だからといってついついファーストフードや加工食品を頼ってしまいます。

 

確かに3度3度の食事を考えるのは大変なことです。でもその食事によって身体が良くも悪くもなるのです。病気になるということが身体が赤色の危険信号や悲鳴を出しているしるしだとすれば、便秘や下痢、花粉症などはその前段階として身体が出してくれている黄色い注意信号ではないでしょうか。

 

身体が出してくれているそういうサインを無視し続ければ、身体がおかしくなってしまうのは当然のような気がします。

 

マクロビオティクスでは、身体が本来求めているものを摂取しますから、いろいろな身体の不具合である病気を治してしまうのだと思います。

川崎

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日本から届いた小包がドイツの税関で引っかかってしまったら?

日本から来てまだ間もない人から、ドイツ語で書いてある手紙を見せられて相談を受けました。

日本から送った小包に関するようであるものの、何が書いてあるのか手紙の内容が分からないそうです。

早速見せてもらうと税関からの手紙で、日本側にて小包を送る人が記入する送り状のコピーが付いています。

日本から送った小包が税関で引っかかってしまったのです。

こういう場合、デュッセルドルフだと空港方面のGrossmarkt(市場)の近くにある税関まで出向かなければなりません。

税関に出向き、自分宛に届いた小包を自分で開けて中に怪しい物が入っていないかどうかを見せるのです。

怪しいものとは、薬などの輸入禁止物や、課税の対象となる物などです。

課税の対象となる物とは、様々な新品の品物です。

私用の身の回り品なのにどうして?

それは送る時に日本側で送り状に高い値段を付けてしまうからです。

今回も、送られて来たもののほとんどは本人が日本で着ていた中古の洋服です。

送ってくれたお母さんが、ご丁寧にもそれらの洋服それぞれに、買った頃のおおよその値段を記入したのです。

合計すると結構な値段になってしまいます。中には新品の洋服もあったりしたので、改めて身の回り品として正式に通関するのも手間がかかるので、贈り物として多少の税金を払って受け取ってきました。

そういう場合、以前は中に入っているものが例えばどう見ても新品のラップトップPCとかいうのでなければ、「ああ、個人の使用物ね。じゃあ、OK。持って帰っていいわよ」で済んでいたのですが…

その点を聞いてみると、最近のテロが起き始めてから厳しくなったそうです。

日本から何か中古の身の回り品を送ってもらう場合、決して買った時の値段などを書かないようにして下さい。

そして税関に行く時には届いた手紙とパスポートを持って行くのをお忘れなく。

川崎

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進化が示す健康法則

なぜマクロビオティクスは玄米菜食をすすめるのか

マクロビオティクスにおいては、臼歯や犬歯の数の比率に合わせて食事をするのが良いとされているようです。つまり一番多い臼歯に合った穀物などを多く食べ、犬歯に合った肉などは少なくするというものです。臼歯は、穀物などの食べ物をうすのように何度も噛んで食べるようにできています。

 

そして犬歯は獲物を噛み掴んで逃がさずに噛み切るのに適しています。よって人間の歯、身体には穀物や野菜が良い食べ物であろうというわけです。肉がなぜ良くないかの理由には、肉は腐敗がひどくて消化しにくいことがあり、精製食品、加工食品のそれらは新鮮でないというものがあります。

 

マクロビオティクスでは玄米が良い食べ物の代表のひとつとされていますが、それは特に日本人がお米を主食とするからです。白米ではなく、玄米をすすめるにはわけがあります。白米は玄米を削りに削って栄養分をたっぷりとそぎ落とされた上に、生命としては既にもうお亡くなりになってしまっているので新鮮ではありません。

 

玄米なら栄養たっぷりでしかもまだ生きていて新鮮そのものです。玄米は新鮮で生きていると知り、試してみるのが好きな私は早速数粒水槽の湿ったところに放って置いてみました。数日たつと本当に芽が出てきました。つまり玄米は生きています。これ以上新鮮なものはありません。

 

ドイツ語では “Du bist, was du isst” 英語では“You are what you eat” といいます。日本語では「食べるものが身体になる」ですが、食べるものが自分の身体になるのだということをもっと真剣に考えて、口に入れるものを選ばなければいけないのではないでしょうか。

 

玄米といえば、うちの家内は以前から健康のために白米と玄米を半分ずつ混ぜて炊いてくれていたのですが、当時の私は、特にお刺身やカレーライスの時などに「お刺身、カレーライスの時くらいは100%白米で食べさせて=美味しくないので玄米を混ぜないで」と文句を言っていました。

 

白米と玄米のことを良く知った今では逆に、なぜ100%玄米にしないのかと文句を言っている自分に呆れてしまいます。でもそれは、玄米は噛み応えもあって噛めば噛むほど唾液も混ざって甘く美味しくなるのを知らなかったからです。

 

2日間ほどお水に漬けておくと、発芽玄米となってさらに栄養価が高まり、モチモチになって美味しくなります。発芽をさせると酵素が活性化し、必要な栄養を玄米の内部に増やしてゆくそうです。

 

発芽によって硬い糠もやわらかくなるため、白米と同様に手軽に炊飯できます。発芽で栄養が増えてしかも柔らかくなって美味しく、何やら良いことだらけのようです。でも発芽に必要な2日間、お水が汚くなるので水の取替えが必要です。

 

玄米炊き機能付きの炊飯器もありますが、普通の炊飯器でも水をたっぷりと吸った玄米を長めの時間炊けば、お寿司にも向く美味しいお米になります。

 

このように玄米はとても新鮮で白米より栄養価が高いことを知れば、現在のほとんどの人が白米を食べていて玄米を食べている人が非常に少ないという現状はひっくり返ってしまうのではないでしょうか。

 

玄米>三分つき米>五分つき米>七分つき米>胚芽米>白米

 

普段私たちが食べているお米は白米で、それは玄米の周りを削りに削ったものです。ご存知の通り、その作業を精米と言いますが、精米の度合いが進むにつれて、ビタミンやミネラル、食物繊維などの身体に良い成分がどんどん取り除かれてしまいます。

 

その違いは食物繊維で3倍弱、鉄分約2倍、マグネシウムで5倍強です。食物繊維は便秘や下痢を治してしまいますし、マグネシウムは筋肉痛などを治してしまいます。実は私たちは、白米の方が美味しいと勘違いをして、お米のカスを食べているようなものなのです。

川崎

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ドイツのギムナジウムの入学式

長い夏休みが終わり、ドイツの学校の新学期が始まりました。

そして今回ドイツのギムナジウムの入学式に初めて行ってみました。

末っ子の入学式です。

自分が子供の頃の多くの父親たちがそうであったように、私も今まで学校の行事への参加などは全て家内に任せっぱなしでしたが、今回は家内のリクエストもあって初参加です。

ドイツのギムナジウムというのは、日本で言うと小学校の5年生から、高校三年生まで長く続く学校制度です。

勿論全ての子供たちが行くわけではありません。ギムナジウムよりも期間が短いレアルシューレなどもあります。

ギムナジウムはそういう意味では進学校で、大学を目指す子供たちが行きますが、それを10歳の頃に決めることになります。

そうでない子供たちは、もっと早く終わる学校に行き、その後職業訓練校などに行きます。

つまり、誰でも10歳の頃に自分の将来をほぼ決めてしまうことになります。

日本でも稀に中学まで行って、その後すぐに仕事の見習いを始める子供もいると思いますが、それはごく稀で殆どの子供は高校、大学まで行くのではないでしょうか。

次男が入学するギムナジウムは、長男が既に2年通っているカトリック系で、入学式は学校のすぐ近くにある教会で始まりました。

神父さんのような出で立ちの女性の挨拶から始まり、その後23人の大人と子供の挨拶が続き、数曲の賛美歌を会場の全員で歌いました。

聖書の一部も読んでいるらしく、時々皆さんが一堂に声を合わせて発声していました。

男性の参加が多くて、その比は6(女性):4(男性)位でしょうか?

30分位で終わり、教会から学校の校舎の中、時々コンサートなども行われる集いの場のような所で続きが行われました。

そこは、日本では入学式が普通行われる講堂・体育館とは雰囲気が違う、三方がオープンな正に集いの場という感じの場所です。

そこでまずは上級生有志たちによる歓迎の歌が数曲歌われて、代表の先生の挨拶、そして前列の方を占める新入生たちを担当する先生方が紹介されます。

最後にその先生方が各教室に各新入生たちをそれぞれ連れて行き、教室で改めての挨拶や説明が行われたようです。

その間、父兄たちは先ほどの集いの場のすぐ横の大きな喫茶ルームでお茶を飲んで談笑し、新入生が戻ってくるのを待って終わりとなりました

川崎

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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今まで出会った人の中で最も変わった人

以前、同じ事務所で働く30歳代の女性にびっくりすることを言われました。

「私が今までの人生で出会った人の中で、あなたが一番変わった人です!」

それを聞いて、B型(本当はガタ型)でゴーイングマイウェイの私は、すぐに自分勝手にポジティブに解釈して喜んでしまいました。

ちなみに私は新潟男と静岡女のハーフです。

親父の方のおじいちゃんは村上で、おばあちゃんは加茂。そこは当時、出かける時に鍵を閉めていませんでした。

と言うより、家に鍵が付いていなかったと思います。今でも?

家を出る時に鍵をしない、鍵が無いなどは、世界でも類を見ない稀有なことです。

母方は、山(富士山)あり、海あり、幸あり、季候良しの静岡の沼津です。

過去に静岡県からはまだ首相が出ていないそうです。

ヨーロッパで言うと、地中海沿岸諸国の人たちのように、暖かくて住みやすく、美味しい食べ物が気楽に手に入る場所の人間はどうしてもノホホーンとなってしまい、そういう所からは総理大臣は出ないようです。

話を元に戻して、彼女にとっての変人ナンバーワンというお話、勝手にポジティブに解釈していましたが、その後「ちょっと待てよ」と考え直しました。

とても変わった = 良い人(ポジティブ)?

いや、違う(ネガティヴ)かも

そこで改めて質問をしてみました。「どういう風に変っていますか?」

「事務所で逆立ち歩きしたりするところです

それではポジティブなのか、ネガティブなのか分かりません。

そこでもう少し突っ込んで聞いてみると、彼女の今までの人生で最も変わった人、ナンバーツーという人のことを話してくれました。

彼女にとっての変人ナンバーツーは、朝会社に行くのに車で家を出る時にスーツにネクタイ姿で出て行くそうですが、会社の駐車場に着くと、車の中でスーツから普段着に着替えて会社に入るそうです。

つまりスーツとネクタイは家を出る時と車の中だけ

それってかなり変でしょう…笑い。

え〜〜〜、私はその人より変なの…笑

そこで事務所で逆立ち歩きをすること以外にも何が変なのかを聞いてみました。

「質問をした時の答えがいつも想像を絶して変わっています

それってポジティブなのでしょうか、それともネガティブなのでしょうか

ドイツに38年も住んでいるということ自体が変わっているかもしれませんが、それも原因で人間性が変わっているのでしょうか?

ちなみにドイツに38年も住んでいると言うと、「凄いですね〜!」と時々言われますが、それは間違った表現で、「珍しいですね〜!」が正しい表現だと思います。

例えばアマゾンの奥地に38年なら凄いかもしれません。でも、日本を長く離れたとはいえ、住みやすい先進国の一つに長く住んでも凄くはありません。

ちなみにこれも以前、日本から来たばかりのバリバリフレッシュ駐在マンとの間で起きたことですが、その人が借りてくれる予定だったアパートをドタキャンしました。

予約してあったアパートは、どちらかと言うと彼の上司が決めたものの、本社からの予算は十分にあるのでもっと程度の良いアパートに移りたいそうです。

会社は常に少しでもコストを下げるように経費節減努力をしている  というようなことを言っていた矢先でした

その一連のやり取りで、私が使ったドタキャンという言葉が気に障ったようです。

「あなたはドイツに長いからそうなってしまったのかもしれませんが、ドタキャンという言葉は今の日本では礼節を欠いています。クレイジーです!」

と言われてしまいました。

ひょっとして、普通の日本人ならここで「すみません」となるのかもしれません。

でも、ドイツに38年、自己主張を少しは知った私はすぐにある矛盾に気が付きました。

「今の日本では、『ドタキャン』は礼節を欠いていても、『クレイジー』は大丈夫なのですか?」

川崎

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カテゴリー: ドイツの暮らし

どうしてニュースに興味がないのか?

うん十年の今までの人生で、ほとんどニュースに興味がなく見なかったのに、どうして最近虎ノ門ニュースというニュース番組を見るようになったのか?

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左翼の人にそのようにコメントを受けて自分でも考えてみました。

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確かに不思議…

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思えば、例えば 911。あの当時に雇われ現法社長として勤めていた前の会社でのことでした。

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911は確かにショッキングなニュースでした。
会社に唯一あった会議室のTVの前にみんなが自然に集まっていつまでもTVを見ています。

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物凄い視聴率で、マスコミは大喜び(?)でしょうか? ⬅︎ 不謹慎な発言。

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でも正直言って、我々ドイツで仕事をしている日本人にとっては「だから何? 」と思いました。

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と言うと失礼です。事故に遭った方々には心からお悔やみ申し上げたく思いますが、その反面、今日の日本では毎日、毎日約100人の方々が自殺で亡くなっています。

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その事実を皆さんも日常で考えて下さっているでしょうか?

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不幸にも遭遇してしまう事故ではありません。自分自身で命を絶ってしまっているのです。

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もし世界中の不幸を考えてその報道をTVで見ていたら、TVを見続けるだけで何もできなくなってしまいます。

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911でTVに釘ずけになってしまった人たちのその理由は、それが余りにも日常的なこととは程遠いショッキングなことだったからではないでしょうか…

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当時の私の任務は会社を上手く運営すること。売り上げを上げて利益を出し、みんなの給料を確保することでもあります。

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TVを見続けることはそれに繋がりません。むしろその反対です。そこで一言、「TVを消して仕事に戻って下さい」

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そのニュースは後で家に帰っても嫌という程見れるはずです。

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… その位、ニュースに興味がありませんでした。

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ニュースで知る世の中の出来事よりも、まずは自分(たち)のことです。

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自分の頭の上のハエも追えないのに… です。
以前考えた仮説があります。例えばエジソンのように、昼夜自分の実験に夢中になっていた人などは、ニュースなど全然気にせず新聞などは読んでいなかったのではないかというものです。

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でも実際は違いました。エジソンは毎日新聞を読んでいたそうです。

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でもその理由は、政治面でも社会面でも、勿論芸能のことでもなく、ヨーロッパの科学の進歩に関することだったそうです。

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あの当時、様々な分野での発明の凌ぎ合いが、ヨーロッパとアメリカの間で同時進行していました。

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それぞれの国々で発明者、つまり科学者同士がコミュニケーションを取れていた訳ではないので、科学の進歩がまさに「100匹目の猿現象」だったようです。

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そこでエジソンもヨーロッパの事情を常にチェックしていたそうです。

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さて虎ノ門ニュースを見始めたのは去年の夏頃からだったと思いますが、確か武田邦彦教授という中部大学の先生の存在を知って、その関係から虎ノ門ニュースに行き着いたと思います。

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その当時も今も、私の朝の5時頃は子どもを起こす前のラジオ体操とストレッチの時間なのですが、ストレッチの時は耳が完璧に暇です。

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その時にメールをやっつける時もあれば、ブログを書いている時もあるのですが、月曜から金曜まで毎日やっている虎ノ門ニュースを聞くということに落ち着きました。

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武田邦彦教授以外にも出ている皆さんが仰ることが妙にすんなりと入ってきます。

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左翼の人にすると、虎ノ門ニュース自体が右翼の番組なようなので、その内容(ニュース解説)は右寄りで、それがすんなり入ってくる私も右寄りかも知れません。

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でも正論だと思います。

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川崎英一郎

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カテゴリー: ドイツの暮らし, ビジネス
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