お年寄りのよちよち歩きはOKだけど、逆立ち歩きはダメ

学校の水泳の授業で、もし溺れそうになった子供が出たら助けるレスキュースイマーをしています。

せっかくプールに行くので、その授業の前後にはついでに泳いで帰ってきます。

時間的には授業の時間に縛られるのですが、健康のために泳ぎに行って、そのついでにレスキュースイマーの仕事をするという感じです。

さらに時間が余ると逆立ち(歩き・静止倒立)の練習をします。

これも言ってみれば健康のためですが、ある時プールの監視員の1人から、「逆立ち歩きは危ないからやめて下さい」と言われました。

逆立ち歩きなので、不安定で危なく見えるのでしょう。

故意に人気のないプールサイドで行うので、危ないの意味は他人に対してではなく、私自身に対してのようです。

そこで説明しました。

珍しいことなので、不安定で心配に思えるかもしれません。

でも実際には、歩いていてバランスが崩れた時に、自動的に身体がそれを補正するのは足で歩いても、逆立ちして歩いてもどちらでも同じです。

つまり、不安定に見える逆立ち歩きは、幼児や足が悪いご高齢の方の歩きと同じなのです。

不安定に見える幼児やご老人は滅多に転びません。

私も逆立ちをしていて転んだことはまだ一度もありません。

見ていて歩き方が不安定だからといって、幼児やご老人にそこを歩くな、つまりはプールに入場するなと言うでしょうか?

別の監視員はその理屈をすぐに理解してくれましたが、その人は結局納得できない様子でした。

ロジカルに考えるのはそんなに難しいことでしょうか…

川崎

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セキュリティーは必要だけど、国防軍は学校に来てはダメ

ドイツのラジオのニュースで興味深いことを言っていました。

ドイツの Bundeswehr (国防軍、日本で言う自衛隊)は、よく学校訪問をしているようです。

ところが現在、その是非が政治家たちの間で問われているそうです。

命に関わる(命を落としたり、人を殺めたりする?)集団なので、学校訪問をやめるべきだという意見が出ているそうです。

別の意見では、訪問はしても良いが、プロモーションはダメ、セキュリティーに関する子供たちの質問に答えるのなら良いというのもあるそうです。

それっておかしくないでしょうか?

プロモーションをするくらいですから、人数が不足しているのだと思います。

人数が不足していくとどうなるでしょうか?

セキュリティーを保てなくなります。

つまり、訪問はOK、セキュリティーに関する子供たちの質問に答えるのは良いけど、プロモーションはダメだというのはおかしな理屈ではないでしょうか?

そういう話を聞くと、ついついメルケルさんの難民のお話を思い出してしまいます。

「難民をいくらでも受け入れよう! 私達なら出来る! (でも自宅に受け入れるのは嫌)」

一見、人道的な素晴らしい意見に思えますが、自分が犠牲になるのは嫌だという考え方です。

日本ではどうなのでしょうか?

あの東日本大地震で、自衛隊の存在はかなり見直されてきているようですが、それでもまだドイツと似たような状態なのではないでしょうか。

あるいは自衛隊は学校などに一切訪問できないのでしょうか。

川崎

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日本語書籍をデュッセルドルフ中央図書館に寄付したときの話

皆様こんにちは。今日は、タイトル通り図書館に本を寄贈した時のお話を書かせていただきます。

デュッセルドルフの中央図書館には書籍はもちろん、ほかのメディアもあり、居心地もよくたびたびお世話になっているのですが、先日、手持ちの日本語書籍の一部を自分だけで読むのではなく、いろんなかたに読んでいただけたら、と思い、寄付してまいりました。

方法はとても簡単で、入って左側に進んだところの机に座っている職員のかたに、「日本語の書籍を寄付したいのですが」と伝えると、すぐちかくの一時保管用の棚に置くように言われ、そこに置いて、お礼を伝えて帰る、それだけでした。最初は中央の受付で、本の寄付について尋ねたところ、そちらのデスクに向かうようにということでした。その時の職員のかたはとても親切な感じのかたでした。言葉の問題もあり、そっけなくされることが多いドイツ生活ではとても嬉しい対応でした。

係のかたがいろいろと説明してくださったのですが、恥ずかしながら実は半分以上わからず、「いつ本棚にならべられるかはわからない(すでに書架に並んでいる本は防水・汚れ防止のためか透明なカバーがきちんとかけられているので、書籍の検品や登録、そういった処理も含めて時間がかかるのだと思います)」ということはわかりましたので、「特に問題ございません」とお伝えしたのですが、もしかしたら、状態が良くない本や内容によっては置くことはできず処分することになる、等もおっしゃっていたかもしれません。

また、発行年度はバラバラでしたが、特にそこは何も確認されませんでした。実はドイツ語の書籍も数冊一緒に持っていたのですが、ドイツ語のほうは発行から2年以内でないと受け取れない、といわれたように思い、お渡ししませんでした。もしかしたらここも間違って聞き取っていて、実はどんな言語の書籍も2年以内のものしか受け取れない、ということだったかもしれないな、とネットでデュッセルの「日本語書籍の寄付」についての欄を読んで後で思ったのですが、もしそうですと、それ以前のものはベストセラーだろうが名作だろうが受け付けない、ということになってしまうので、できれば状態が良くて多くの人が読んでくれそうな内容のものは発行年が古くても置いてくれれば嬉しいな、と思います。

日本語書籍は現在中央図書館地上階、入って右手の外国語書籍コーナーの一番手前にあったと記憶しております。場所が変わっていたら、受付で聞いてみてください。

機会がございましたら是非お立ち寄りになってみてはいかがでしょうか。また、もし、読み終えた本をお持ちでしたら、ぜひ図書館への寄付もご一考いただければと存じます。

 

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低学歴と高学歴

2年前に、息子の1人がドイツで通う学校で水泳の授業が始まり、父兄に向けて一斉のメールが出されました。

「もうすぐ水泳の授業が始まります。ご父兄の中で、もしどなたかレスキュースイマーの資格をお持ちなら、授業中に溺れる生徒が出た時に助けて下さる監視役をして下さらないでしょうか?」

ドイツでは、Rettungsschwimmer という、レスキュースイマーの資格がブロンズ、シルバー、ゴールドの3種類で用意されています。

ブロンズのレベルは、泳ぎが上手ければ子どもでも取れるレベル。

シルバーは、消防士や、DLRG(ドイツ救命組織)のレスキュースイマーの殆どの人が持っている、ちょっと頑張れば取れるレベル。

ゴールドは、普通の人ならある程度の練習が必要でも、競技水泳をしている人なら問題なく取れるレベル。

その資格を持っていて、自営業ということから時間が自由になるので当時その役をかって出ました。

その後、息子たちが進級して、その必要がある学年にはもういなくても、人材不足のためか毎年頼まれるようになって今年で3年目になりました。

息子たちが通うのは、ギムナジウムという、日本で言えば小学校の高学年から高校までが繋がっている進学校です。

日本と違ってドイツの学校にはプールが付いていないので、水泳の授業は最寄りの市営プールで行われます。

ギムナジウムの最小学年の水泳の授業なわけですが、授業が終わった後に、今度はレアルシューレという別の学校の水泳の授業が始まります。

ギムナジウムは大学を目指すための進学校で、レアルシューレはそれよりも短くて、一般的には職業に就く人が行きます。

1つの市営プールを、最初は最寄りのギムナジウムという学校が使い、その後すぐに最寄りのレアルシューレという学校が交代で使います。

ギムナジウムの水泳の授業は8:15に始まって、8:45まで、あるいは場合によっては別のクラスも加わって9:45まで行われます。

レアルシューレの水泳の授業はその後すぐに行われます。

そこであることに気が付きました。

ギムナジウムの生徒と先生は、いつも5分、10分は遅れてきます。

1つの授業がわずか30分なので、10分も遅れてくれば、授業は残りわずか20分しかありません。

ところが、レアルシューレの生徒と先生は、時間前から来ていてギムナジウムの水泳の授業が終わると同時にすぐに始まります。

これは正に武田邦彦教授が言っていたこと…

さて、武田邦彦教授は何と言ったのでしょうか?

武田邦彦教授が言うには、学生は学歴が高くなればなるほど遅刻をするようになるそうです。

その理由は、学歴が高くなると、遅刻してもうまい言い訳を言えるようになるからだそうです。

誰が考えても、教育というものは非常に大事なものだと思いますので、それでは本末転倒ではないでしょうか?

どんなものにでも程度の問題というものがありますが、レベルの高い教育は、そういう点では逆効果なのでしょうか。

そう言えば、ドイツで Dr. の肩書きを持った人と何人か知り合いになりましたが、1人を除けば IYI(*)でした。

* ケント・ギルバートさん曰く、intelligent yet idiot

川崎

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靴を脱ぐ時に、どうして外に向けて揃えて置くのか…

良い家庭、あるいは躾に厳しい家庭に育てば当たり前のことですが、今の日本ではなかなかそうではないようです。

でもどうしてそうした方が良いのでしょうか…

実はそこには理由があります。

靴を脱いだ時だけではなく、車の駐車でも同じです。

車の場合は、出発する時に出やすいように後部からバックでとめます。

言い方を変えてみれば、最初に楽をして後で苦労をするか、あるいはその逆かです。

靴を脱いで上がる時に、そのまま脱げばその時は楽ですが、いざ再び履をはく時に楽ではありません。

その逆に、履を脱いで上がる時に、その時は少し手間でも、後で楽なように脱ぎ揃えておけば後が楽です。

どちらの方が良いでしょうか?

実際に実験してみると分かるのですが、最初に次のことを考えて脱いだ方・とめた方が早いのです。

後先考えずに楽に思えるのは、最初に楽をする方です。

でも、その後のことも考えると、最初に苦労をした方が得なのです。

無秩序に脱いだまま、あるいは頭から突っ込んで駐車したままにしておくと、次に出発する時に、かなり苦労する時があります。

例外的に駐車の場合、到着時間と出発時間によっては必ずしもそうとも言えないこともあります。

例えば、到着の時間は通勤ラッシュで、出発する時にはガラガラというような場合です。

是非一度、自分で実際に試してみてください。

昔から伝わり続け、祖父母や親がうるさく言うことには意外とそのような深い意味があります。

川崎

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ドイツでは弁護士に頼ったほうが良いワケ

日系企業がドイツに進出して経験する様々なビジネスシーン、日本人的な感覚からいうとなぜそこで弁護士が必要なの? というようなことが多々あります。

日本人には、話し合えば済むことでは? と思えてしまうからです。

でも考えてみて下さい。

ドイツ人というのは日本人に近くてキチッとしているように見えるかもしれませんが、元々規則に従う国民性を持っています。

つまり逆を言えば規則がないところでは右往左往してしまうのです。

ドイツと日本の弁護士の数を比べてみると、約4.500人の人口に対して1人の弁護士がいる日本と比べてドイツでは約560人に1人の弁護士がいます。(アメリカは約30人に1人)

つまり、日本では話し合いで済むことも、それだけ弁護士に頼っているわけです。

日本のように弁護士に頼るなんて… と大袈裟に考えずに、自分はこう考えて、相手はこう考えているが、専門家である弁護士はどう考えるかといったジャッジ的な発想です。

川崎

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名を名乗れ!

以前、法人向けドイツ進出相談コーナーで質問が入った時のことです。

ドイツでビジネス経験ゼロの日本人から質問が入りました。

地理的な関係からそれを知人に回しました。

質問が数度あった後、回答者が相手の名前を聞きましたが、それっきりコンタクトがなくなりました。

無料なためか、匿名で気軽に聞いてくるものの、いざ素性を聞かれると消えてしまうというものですが、実際にそういうことが良くあります。

素性を知られずに無料で質問をしてくる...

同業他社でしょうか?

でもそんなことをしているサイトを他に知りません。

恥ずかしいからでしょうか...

それは今の日本の傾向なようでとても心配になります。

特にネット上でのことで、みんながみんな、匿名になってしまいつつあるように感じます。

誹謗中傷の対象になってしまうから...とか、犯罪に利用されてしまうから...とか、理由はいろいろあるようです。

でも問題なのは、悲しいかな、人間には誰にも善悪両面が備わっていて、性善説・性悪説のどちらかだけでは解決しないことです。

誰でも両方が複雑にからみ合っています。

人間なら誰でも匿名であるのをよいことに、不必要なことを書いてしまいます。

かと言って、ネット上で自分の名を名乗れば、それが世界中に見られてしまいます。

匿名であればこそ書けることも書けなくなってしまいます。

ドイツではウェブサイトを作る場合、Impressum というページを作る義務があります。そこにそのウェブサイトの製作者の詳細を明記します。

そうすることによって、いかがわしいサイトや詐欺のサイトを作ることが防げます。

いかがわしいサイトや詐欺のサイトを作る人は、そういうImpressum のページを作れないからです。

ドイツは意外と個人の情報が守られている方です。

それゆえに先日のGermanwings の飛行機事故(*)も起きました。

それでもImpressum の義務があり、ドイツ人は普通インターネット上でのコミュニケーションでも、インターネットの投稿ページでも本名を名乗ります。

さすが自己主張の国です。

それが今の日本では、メールアドレスを自由に作れるので、どのメールアドレスが誰なのか分かりません。

よって、悲惨な誹謗中傷も出れば、犯罪も可能です。

実はその昔、日本の銀行では架空の名義で口座を開くことができました。

今では考えられないことです。

それでもネット環境は無法地帯です。メールアドレスも、銀行口座同様にどこの誰なのかがすぐに分かるようにしたらどうでしょうか?

そうすれば誹謗中傷や犯罪が減ると思うのですが...

そこでこれからは私もその都度直接名を名乗ることにしました。

今まではちょっとその先を見れば分かるようにはなっていましたが、これからは直接明記します。

元々私は引っ込み思案で意気地なし。

実際に子どもの頃は赤面症でもありました。

とにかく表に出るのが嫌い。

今の私を知る人は信じませんが…笑。

実はネットdeデュッセルの駄洒落コーナーでは、その投稿のほとんどが私からなのですが、それでは呼び水にならないからと、複数のペンネームを使っていました。

でもそれもやめました。

仲間から指摘されたからです。

「あなたは自称匿名撲滅会会長などと言っているが、自分では匿名を使っているではないか」と。

「えっ? この私が匿名?? まさか???」

駄洒落コーナーですよ」

「えっ? あっ! タラ~(汗)、本当だ…」

言ってやらない最低の例でした…

何とかあのコーナーを盛り上げようと、ひとり数役で頑張ったのですが、そのことに自分でも気がついていなかった…(← 超いい訳。今は佐藤さん他が頑張ってくれています…)

自分の名前を出すわけにはいかず、質問をするなどのケースを除き、自分から進んで何かの情報を発信する以上、その情報に対して責任を持つためにもやはり名を名乗るべきだとつくづく思いました。

* 助手パイロットがウツ病患者で、医者がその情報を外に出さなかったため、飛行中にチーフパイロットがトイレに行った際に、コックピットで中から鍵をかけてチーフパイロットを入れないようにして飛行機を墜落させた事故。

川崎

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